『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つテレビ番組です。
Roborockのロボット掃除機は、2022年12月30日放送の『家電芸人』で土田晃之さんから『Roborock S7 MaxV Ultra』が紹介されました。
この記事では、2023年7月発売の新型ロボット掃除機『Roborock S8 MaxV Ultra』について、2023年モデルの『S8 Pro Ultra』から何が変わったのか?その違いと特徴についてまとめています。
『Roborock S8 MaxV Ultra』・『Roborock S8 Pro Ultra』の購入を検討されている方の、ご参考となれば幸いです。
•『Roborock S8 MaxV Ultra』の商品特徴
•『Roborock S8 MaxV Ultra』と『Roborock S8 Pro Ultra』の違い
『Roborock S8 MaxV Ultra』の概要
『Roborock S8 MaxV Ultra』は、2024年8月に発売された、「Roborock史上最大」とうたう10000Paの吸引力と、最大毎分4000回の高速振動による水拭き性能を搭載した、Roborockの最上級お掃除ロボットです。
2023年8月発売の『Roborock S8 Pro Ultra』も、吸引掃除にモップ掛けを障害物やカーペットを見極め自動お掃除とモップの乾燥までしてくれるスグレモノでした・・・が.
『Roborock S8 MaxV Ultra』では、さらにパワーアップしてきました。
この2つのモデル、実際にどこが似てどこが違うのでしょうか???比べてみました。
早速スペックから比較してみてみましょう。
『Roborock S8 MaxV Ultra』と『Roborock S8 Pro Ultra』の見た目とサイズの違い
違いを確認する為に、表で見比べてみましょう。左が2024年8月発売の『S8 MaxV Ultra』、右が2023年『Roborock S8 Pro Ultra』です。
機種名 | S8 MaxV Ultra | S8 Pro Ultra |
型番 | S8MVU52-04 | S8PU52-04 |
発売 | 2024年 8月23日 | 2023年 7月14日 |
画像 | ||
本体カラー | ブラック | ブラック |
本体サイズ | 本体:直径35.3cm×高さ9.65cm 5way全自動ドック: 幅40.9cm×奥行41.9cm×高さ47cm |
本体:直径35.3cm×高さ9.65cm 4way全自動ドック: 幅42.6cm×奥行51.4cm×高さ45.0cm |
本体重量 | 本体:約4.2kg ゴミ収集ドック:約10kg |
本体:約4.5kg ゴミ収集ドック:約10.1kg |
電源方式 | 充電式リチウムバッテリー | 充電式リチウムバッテリー |
連続駆動時間 | 180分 | 約180分 |
電源 | 入力:AC100V 50/60Hz |
入力:AC100V 50/60Hz |
市場価格 2023年12月初時点 |
約187,600円~232,000円 |
『Roborock S8 MaxV Ultra』と『Roborock S8 Pro Ultra』の見た目とサイズ感の違い
見た目でパッと目に付くのは、どちらもシンプルでスッキリしたデザインながら『Roborock S8 MaxV Ultra』の方が密度感の高い詰まったようなデザインに感じます。
カラーは、どちらもブラック1色の設定です。
サイズは……
掃除機本体は、直径35.3cm×高さ9.65cmと変わりありません。
ドッグは『Roborock S8 MaxV Ultra』の方が幅1.6cm・奥行きで9.5cm小さく、高さで2cm大きくなっています。
重量は『Roborock S8 MaxV Ultra』の本体重量は0.3kg軽く、ドッグも0.1kg軽くなっており、重量低減が図られています。
バッテリーは『Roborock S8 MaxV Ultra』『Roborock S8 Pro Ultra』共にリチウムイオンバッテリーを搭載しており連続駆動時間は同じ約180分で、充電も高速充電が搭載されています。
『Roborock S8 MaxV Ultra』の機能を『Roborock S8 Pro Ultra』と、リストで比較
では、次に機能にはどのような違いがあるのか、まずは表で比較してみましょう。
機種名 | S8 MaxV Ultra | S8 Pro Ultra |
型番 | S8MVU52-04 | S8PU52-04 |
発売 | 2024年8月23日 | 2023年 7月14日 |
画像 | ||
自動モップ洗浄 | ☑(温水) | ☑ |
自動モップ乾燥 | ☑ | ☑ |
自動給水 | ☑ | ☑ |
自動ゴミ収集 | ☑ | ☑ |
自動ゴミ収集 おやすみーモード |
☑ | ☑ |
自動洗剤投入 | ☑ | ー |
自動ドッグ洗浄・乾燥 | ☑ | ☑ |
排気の清浄化性能 | ☑ | ☑ |
高速充電 | ☑ オフピーク充電対応 |
☑ オフピーク充電対応 |
物体識別・回避 | ☑ | ☑ |
見守り機能 | ☑ | ー |
双方向通話 | ☑ | ー |
吸引力 | 10,000Pa | 6,000Pa |
汚れ自動検知 | ☑ | ー |
マッピング方式 | LDSレーザー | LDSレーザー |
リアルタイムマッピ ング&ルート表示 |
☑ | ☑ |
自動充電・自動再開 | ☑ | ☑ |
3D稼働メインブラシ (ラバータイプ) |
☑(デュアルブラシ) | ☑(デュアルブラシ) |
メインブラシの 自動リフトアップ |
☑ | ☑ |
伸縮可能なサイドブラシ | ☑ | ー |
乗り越え可能な段差 | 2cm | 2cm |
本体ダストボックス容量 | 270ml | 350ml |
ゴミ捨て頻度の目安 | 60日 | 60日 |
最長稼働時間(面積) | 180分(300㎡) | 180分(300㎡) |
チャイルドロック | ☑ | ☑ |
赤外線リモコン付属 | ー | ー |
水拭き対応 | ☑ | ☑ |
高速振動モップ・ 高加重モップ |
☑ (最大4,000回/分 デュアル振動) |
☑ (最大3,000回/分デュアル振動) |
壁キワ用モップ | ☑ | ー |
水拭き強力モード | ☑ | ☑ |
水拭き強度・ 水量の変更 |
アプリ(3段階) | アプリ(3段階) |
自動モップ リフトアップ |
☑ (20mm) |
☑ (5mm) |
カーペットモード 識別超音波センサー |
☑ | ☑ |
水拭き最大可動面積 | 自動給水(300㎡) | 自動給水(300㎡) |
Wi-Fi対応 | ☑ | ☑ |
アプリ (E5はMi Home アプリのみ対応) |
☑ | ☑ |
吸引力の設定 | ☑ | ☑ |
カーペットモード | ☑(念入りモード) | ☑(念入りモード) |
お急ぎ掃除モード | ☑ | |
掃除ルートの表示 | ☑ | ☑ |
掃除エリアの指定 | ☑ | ☑ |
進入禁止エリアの指定 | ☑ | ☑ |
水拭き禁止エリアの指定 | ☑ | |
複数エリアのマップ 保存 |
☑(4枚) | ☑(4枚) |
掃除する部屋の順番 設定 |
☑ | ☑ |
掃除予約機能 | ☑ | ☑ |
掃除履歴の確認 | ☑ | ☑ |
ペット用品周りの強力掃除 | ☑ | ー |
カメラによる撮影 (ペットの自動撮影) |
☑ | ー |
ペットのサーチ&撮影 | ☑ | ー |
消耗品交換目安の 確認 |
☑ | ☑ |
スマートスピーカー 対応 |
☑ | ☑ |
ダストボックス・ エアフィルターの水洗い |
☑ | ☑ |
お手入れ楽ちん メインブラシ |
☑ | ☑ |
同梱物 | ロボット掃除機本体、 5way全自動ドック、 ベースステップ、 電源ケーブル、 使い捨て紙パックC(x2)、 高速デュアル振動モップクロス |
ロボット掃除機本体、 4way全自動ドック、 ベースステップ、 電源ケーブル、 使い捨て紙パックB、 高速デュアル振動モップクロス |
『Roborock S8 Pro Ultra』の機能で変わった点をピックアップすると・・・
- 5Way全自動ドッグによる自動モップ乾燥機能の搭載
- 温水自動モップ洗浄
- 見守り機能
- 吸引力 10,000Pa
- 汚れ自動検知
- 伸縮可能なサイドブラシ
- 本体ダストボックス容量
- 高速振動モップ(最大4,000回/分)
- 壁キワ用モップ
- 自動モップリフトアップ(20mm)
- お急ぎ掃除モード
- ペット用品周りの強力掃除
- カメラによる撮影(ペットの自動撮影)
- ペットのサーチ&撮影
- 使い捨て紙パックC(x2)
などに違いがみられます。
『Roborock S8 Pro Ultra』の機能で『Roborock S7 MaxV Ultra 』から変わった点
それでは、機能表での違いを詳しく見てみましょう。
『自動洗剤投入』の搭載による5Way全自動ドッグへの進化!
S8 MaxV Ultra | S8 Pro Ultra |
5Way全自動ドッグ | 4Way全自動ドッグ |
|
|
『Roborock S8 Pro Ultra』では
- 自動でお掃除したあとの『ゴミ自動収集』
- 最大毎分4,000回で高速振動するモップでの水拭きの為の『モップ自動給水』
- 本体がドッグに戻ってきての『モップ自動洗浄』
- モップ自動洗浄後の『モップ自動乾燥』
の4Way全自動ドッグが採用されていましたが……
新型の『Roborock S8 MaxV Ultra』では、5Way全自動ドッグとなっています。
これまでのモップ洗浄は、最高60℃の温水で99.99%の細菌除去に進化し、モップの汚れ具合に合わせて洗浄。
さらに…
- 『洗剤自動投入機能』が搭載されました。
Roborockではユニリーバと専用洗剤を開発しており、『Roborock S8 Pro Ultra』では清水タンクに水道水と一緒に洗剤を投入していましたが……
『Roborock S8 MaxV Ultra』では水と洗剤を別々に管理できるようになりました。
ロボット掃除機は、本当に手間なしのところまで進化してきています。
汚れ自動検知
『Roborock S8 MaxV Ultra』は、「汚れ自動検知」による掃除モード自動変更が搭載されています。
大きなゴミは吸引力をアップして掃除、しつこいフローリングの汚れには吸引を停止して水ぶきを強力に行うなど、床の状態に対応して掃除を行ってくれます。
吸引力のさらなる向上と伸縮可能なサイドブラシ
『Roborock S8 MaxV Ultra』では吸引パワーが10,000Paに、『Roborock S8 Pro Ultra』の6,000Paから4,000Paアップしています。
さらに、サイドブラシが伸縮することで、今まで届きにくかった壁のコーナーのごみもしっかりかき出し、強力吸引してくれます。
高速振動モップの振動回数のアップと壁キワ用モップの搭載
モップの高速振動回数は『Roborock S8 Pro Ultra』では、最大で3,000回/分が最高でしたが、『Roborock S8 MaxV Ultra』は最大4,000回/分にパワーアップしています。
2ヶ所の高速振動部と高加重モップで、しつこい汚れも拭き取ってくれます。
さらに、壁際の汚れも水拭き出来る『回転式モップ』も新搭載。
毎分最大185回転で壁際1.68mmまで接近して、水拭きを行ってくれます。
高速振動モップの振動回数アップと壁キワ用モップの搭載で、水拭きの能力も大きく向上しています。
本体ダストボックス容量の縮小
本体内蔵のダストボックス容量は、『Roborock S8 MaxV Ultra』270ml、『Roborock S8 Pro Ultra』350mlと、『Roborock S8 MaxV Ultra』は80ml小さくなっています。
掃除機本体のサイズは全く同じで、『伸縮可能サイドブラシ』や『回転式モップ』を搭載したため、ダストボックス容量が小さくなったものと思われます。
ただし、ダストボックスのゴミは自動でドッグに吸引され、小さくなっても270mlと・・・一般的なスティック掃除機のダストカップ以上の容量は確保されているので、実用面での違いはあまり感じられないと推察されます。
モップのリフトアップ量が20㎜にアップ
S8 MaxV Ultra | S8 Pro Ultra |
メインブラシリフトアップ モップリフトアップ(20mm) メインブラシ&モップリフトアップ |
メインブラシリフトアップ モップリフトアップ(5mm) メインブラシ&モップリフトアップ |
『S8 Pro Ultra』ではカーペットを検知すると、水拭きモップが自動で5㎜リフトアップしていましたが・・・
『S8 MaxV Ultra』では、水拭きモップのリフトアップ量が20mmに増えています。
お急ぎ掃除モード
新搭載の「お急ぎ掃除モード」は、通常ルートの掃除より30%速く掃除を完了してくれます。
急な来客でのお掃除など、急ぎの時でも活躍する機会が増えますね。
『Roborock S8 MaxV Ultra』では『見守り機能』が復活!
『Roborock S8 MaxV Ultra』では、搭載したカメラを活用し、スマホを介して部屋の様子をリアルタイムで確認できます。
『Roborock S8 Pro Ultra』には、『見守り機能』が搭載されていません。
ペットや別室の子供が気になるなどの方には、『Roborock S8 MaxV Ultra』の『見守り機能』は嬉しい機能復活ですね。
「ペットスナップ機能」と「ペットの居場所探し」
『Roborock S8 MaxV Ultra』は掃除中にペットを見つけると写真を撮影してくれて、写真はアプリからダウンロードできます。
さらに、留守中にペットの様子が気になるときは、アプリの「タップしてペットを見つける」を押すと、『Roborock S8 MaxV Ultra』が家中を動いてペットの居場所を見つけ出してくれます。
ペットを置いて出かけることの多いユーザーには、嬉しい機能です。
『Roborock S8 Pro Ultra』から継続採用される特徴機能
家電芸人でも紹介された、以下の機能はしっかり継承されています。
アプリからRoborockを思いのままに
『Roborock S8 MaxV Ultra』と『Roborock S8 Pro Ultra』は、高精度LDSレーザーセンサーで間取りを素早く正確にマッピングし、掃除が一通り完了するとアプリ上にマップが完成します。
掃除したいエリア、進入してほしくないエリア、水拭きをしてほしくないエリアの設定ができ、各部屋の掃除順番も自由にカスタムできるので在宅時でもストレスなく掃除ができます。
カーペット念入りモード
『Roborock S8 Pro Ultra』で「カーペット念入りモード」が搭載され、念入り掃除が強化されていました。
『Roborock S8 MaxV Ultra』にも継続採用されており、掃除後にカーペットだけを再度念入りに掃除をしてくれます。
段差乗り越えは2cmまでOK
段差は『Roborock S8 MaxV Ultra』・『Roborock S8 Pro Ultra』共に、2cmまでを乗り越えられるので、部屋中をスムーズに移動することができます。
チャイルドロック
チャイルドロックも、機能やスイッチに変わり有りません。
AmazonアレクサとGoogleアシスタントに対応
『Roborock S8 MaxV Ultra』・『Roborock S8 Pro Ultra』共に、AmazonアレクサとGoogleアシスタントに対応しています。一声かけるだけで掃除を開始することができます。
まとめ
『Roborock S7 MaxV Ultra』 は、モップ洗浄・給水・ごみ収集を全自動で行ってくれる魅力的なロボット掃除機の1つでしたが・・・
『Roborock S8 Pro Ultra』 は、ゴミの吸引だけでなく、モップ拭きから、モップ洗浄・モップ乾燥までこなしてくれるので、普段の掃除に水拭きを行う方に、おすすめのロボット掃除機ですが……
『Roborock S8 MaxV Ultra』では、温水でのモップ洗浄や、モップ拭きの洗剤投入まで自動になり、見守り機能もペット機能をアップして搭載されました。
おそうじの面倒な作業から解放され、床はいつもサラサラで、ペットと共に快適清潔に過ごせます。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、『Roborock S8 Pro Ultra』は有力な選択肢の1つでしたが、さらに有力な選択肢が1つ増えました。
2024年9月30日まで全額返金保証キャンペーンが行われており、購入検討のチャンスです。
本記事が、ロボット掃除機選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。