『家電芸人』は、人気のトーク番組『アメトーーク!』の面白企画の1つです。
その『家電芸人』でも取り上げられたことがあるシャープのスティック掃除機、RACTIVE Air(ラクティブ エア) の最新モデル、『EC-AR9』が2023年8月末に発売になります。
本記事では、最新後継機モデルの2023年『EC-AR9』は、2022年『EC-AR8』からどう変わったのか?その進化を比較して纏めてみました。
•『ラクティブ エア EC-AR9』 の商品特徴。
•『ラクティブ エア EC-AR9』と『EC-AR8』の違い
2023年モデル『ラクティブ エア EC-AR9』の概要

ラクティブ エアはシャープのスティック掃除機のブランドネームで、ARシリーズはブランドの最軽量モデルです。
シャープは2020年に質量1.2kgを達成して、以降は1.2kgが最軽量モデルとして販売されてきました。
2022年には重量はそのままに、立ったままで吸い込み口を着脱できて、ブラシノズルに簡単に変換できる「スグトルブラシ」などの使い勝手を向上する機能改良を実施。
2023年モデル『EC-AR9』では、上位モデル『EC-SR8』で取り入れられた静音機能の一部が盛り込まれ、軽くて・パワフルで・・・さらに静かという進化が図られています。
では、具体的に何がどの様に変わったのか、詳しく見ていきましょう。
最新後継機2023年『EC-AR9』と、2022年『EC-AR8』のスペックの違い
まずは違いをわかりやすく表でスペックを比較してみます。
モデル型番 | EC-AR9 | EC-AR8 | |
発売 | 2023年8月24日 | 2022年9月8日 | |
市場価格 2024年1月時点 |
約47,500円~ | 約36,700円~ | |
カラー | ホワイト系 ブラック系 |
ホワイト系 ブラック系 |
|
集じん方式 | 遠心分離サイクロン | 遠心分離サイクロン | |
モーター | 軽量モーター | 軽量モーター | |
吸込口
|
パワーヘッド (自走パワーアシスト) |
パワーヘッド (自走パワーアシスト) |
|
コンパクトスリムヘッド | コンパクトスリムヘッド | ||
ペタッとヘッド | ペタッとヘッド | ||
から拭きパワーブラシ | から拭きパワーブラシ | ||
からみにく~いブラシ | からみにく~いブラシ | ||
端までブラシ | 端までブラシ | ||
排気クリーン | 抗菌・消臭高性能プリーツ フィルター(水洗い可能) |
抗菌・消臭高性能プリーツ フィルター(水洗い可能) |
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ダストカップ | ワンタッチ着脱カップ | ワンタッチ着脱カップ | |
使い
やすさ |
ごみ捨て | スルッとポイ | スルッとポイ |
水洗い | 回転ブラシ・カップ・ フィルター |
回転ブラシ・カップ・ フィルター |
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エコ 掃除機能 |
床面検知(自動モード) | 床面検知(自動モード) | |
便利機能 | 新スグトル構造、 ちょいかけフック |
新スグトル構造、 ちょいかけフック |
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電源方式 | 充電式 (リチウムイオン電池、 18V、2500mAh) |
充電式 (リチウムイオン電池、 18V、2500mAh) |
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最長連続 運転時間* |
標準モード:約60分 / 約40分 自動モード:約28分 強モード:約11分 |
標準モード:約60分 / 約40分 自動モード:約28分 強モード:約11分 |
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消費電力 | 充電中:約40W/ 充電完了後:約0.5W |
充電中:約40W/ 充電完了後:約0.5W |
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運転音 | 64~約57dB | 68(HPより)~非公表 | |
充電時間* | 約100分 | 約100分 | |
集じん容積 | 0.13L | 0.13L | |
本体寸法
(幅×奥行 ×高さ) |
スティ ック時 |
209×227×957mm | 209×227×957mm |
ハンディ時 | 99×151×386mm | 99×151×386mm | |
本体質量 (標準質量)* |
0.84kg(1.2)kg | 0.84kg(1.2)kg |
見た目の違い

2023年モデル『EC-AR9』は、2022年モデル『EC-AR8』と見た目の形はほぼ同じです。
カラーラインナップも同じで、ホワイト系とブラック系の2色です。

本体部分を拡大してみると、2022年モデル『EC-AR8』では吸引ユニットの側面と吸引パイプにあった『Sharp』と『RACTIVE Air』のロゴが、2023年モデル『EC-AR9』では吸引パイプに小さく入っていることが分かります。
また、若干シルバーの輝度感に違いを感じますが、こちらは写真の加減によるものだと思われます。
2023年モデル『EC-AR9』と2022年モデル『EC-AR8』のスペックの違い
寸法と重量
製品本体の寸法・重量とも、全く同じで、変わり有りません。
吸引・集じんスペック
スペック面を比較してみると、電源・運転時間・消費電力・集じん容量に、2022年モデルからの変化は有りません。
唯一違う点は『運転音』で、2023年モデル『EC-AR9』は最大64dBと2022年モデル『EC-AR8』の最大68dBから低減されています。
2023年モデル『EC-AR9』と20282年モデル『EC-AR8』の機能面での比較
2023年『EC-AR9』で変わった点
運転音と不快音の低減
モーター音の低減
モーターに遮音カバーと防振剤が施されて、モーター音(運転音)が低減されています。

ヘッドの振動抑制(ダンピングコントロール)
ヘッド部分にも、回転ブラシや吸い込み口の振動を抑える防振材が組み込まれて、駆動音が低減されています。

結果、耳障りな不快音(ピーク音)を抑制する事で、EC-AR8に比べて実感音(SONE値)を約14%低減されています。

2022年『EC-AR8』からの継続機能
端までブラシ
2023年『EC-AR9』でも、2022年モデル『EC-AR8』で採用された『左側が横幅いっぱいまでブラシの『端までブラシ』ヘッドが、引き続き採用』されています。

新スグトル構造

『新スグトル構造』は、延長パイプとヘッドを残したまま、立ったままでハンディ掃除への切り替えができる機能です。
2022年『EC-AR8』で進化した機能で、2023年『EC-AR9』でも継続採用されています。(画像右)
ペタっとヘッド
シャープのヘッドは取り回しが良く、『ペタっとヘッド』は本体をねじる事で、ヘッドと本体をほぼ水平に寝かして、ソファー下などのすき間も掃除出来ます。

からみにく~いブラシ
ブラシのすき間を減らし、髪の毛の入り込みを抑制する『からみにく~いブラシ』は、2021年モデル『EC-AR7』から継承して採用されています。

まとめ
シャープの『ラクティブエア 』は、1.2kgの取りまわしの良い軽さとスタミナのある大容量バッテリー、立ったままでヘッドやノズルの切り替えが出来る『新スグトル構造』など、魅力のたっぷり詰まったスティック掃除機です。
2023年モデル『EC-AR9』はマイナーチェンジであるものの、シャープの静音化技術が盛り込まれ、『EC-AR8』からの魅力もアップしています。
『EC-AR8』は、型落ちとなる為、価格も底値圏でさらにお手頃感を感じられるようになっています。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、スティック掃除機選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。