2023年3月、Aladdin(アラジン)からコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』が発売になりました。
アラジンは、バルミューダとともにアメトーク!家電芸人でよく紹介される、トースターでも有名なこだわりのあるメーカーです。
バルミューダのコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』は、2022年と2021年に紹介されています。
アラジンのコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』は、2022年3月発売予定の商品を、製品の仕上がりに満足できないと発売を1年延期しての登場です。
こだわりを持つ2つのメーカーのコーヒーメーカー、どのように異なるのか違いを比べてみました。
コーヒーメーカ選びのご参考になれば幸いです。
•アラジンのコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』とバルミューダ『BALMUDA The Brew』の商品特徴
•アラジンのコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』とバルミューダ『BALMUDA The Brew』の商品の違い
※本ページはプロモーションが含まれています
バルミューダのコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』とアラジンのコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』とは?
バルミューダのコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』とアラジンのコーヒーメーカー『コーヒーブリュワー』の概要を説明します。
バルミューダのコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」の概要
2021年10月に発売された「ストロング&クリア特別な一杯をお届けするコーヒーメーカー」を謳うバルミューダの『BALMUDA The Brew』。
『BALMUDA The Brew』は、ミル機能を搭載しないドリップタイプのコーヒーメーカーです。独自の抽出方法「Clear Brewing Method」が特長。
ドリッパーを経由せず、サーバーに直接つながる注湯口をつかった「バイパス注湯」と、従来のコーヒーメーカーにはないレベルの緻密な温度制御や正確なドリップを組み合わせた抽出方法です。
本体カラーはブラックで、どの角度から見ても美しいデザインです。置くだけでおしゃれなキッチンになりますね。横幅は約14cmとスリムな設計なので、キッチンだけでなく、テーブルやカウンターなど好きな場所に置くことができますよ。
オープンドリップ式なので、コーヒーを淹れる過程も楽しめます。コーヒーにとって香りも重要。淹れたての豊かな香りが楽しめます。
お手入れが簡単なのもポイント。水タンクは取りはずし可能で使うたびに洗えます。クリーニングモードが搭載されているので、1カ月に1回を目安に使用するといいでしょう。いつでも清潔な状態が保てますね。
アラジンのコーヒーメーカー「コーヒーブリュワー」の概要
アラジン『コーヒーブリュワー』は、日本エー・アイ・シー株式会社から発売されたアラジンブランド初となるコーヒーメーカーです。2023年3月24日から販売開始となりました。
本体カラーは、グリーンとブラックの2種類。レトロなカラーとランプのマークに、丸みのある形がかわいいですね。
アラジン『コーヒーブリュワー』の特長は、コーヒー本来の旨味を抽出し、雑味を抑える独自の方式「バイパスドリップ」を採用したことです。
軽やかな味わいから深みのある味わいまで、4つのテイストを選ぶことができるのも魅力的。気分やコーヒーを楽しむシーンに合わせて選べますね。
ドリッパーはステンレス仕様のため、ニオイ移りしにくく、丸洗いできるので、いつも清潔に使用できます。
アラジンといえば、すばやい加熱が可能なトースター「アラジン グラファイトトースター」が有名です。アラジンのトースターで焼いた極上トーストと一緒に、美味しいコーヒーを楽しむ時間が過ごせるでしょう。
バルミューダ『BALMUDA The Brew』とアラジン『コーヒーブリュワー』の商品スペックと機能比較
『BALMUDA The Brew』とアラジン『コーヒーブリュワー』の商品スペックと機能を比較します。
見た目とスペックを比較
スペック比較表
品名 | BALMUDA The Brew | Aladdin(アラジン) コーヒーブリュワー |
型番 | K06A-BK | ACO-D01A(G)(K) |
公式サイト価格 | 59,400円 | 33,000円 |
市場価格 (2023年9月中) |
約45,000円~60,000円 | 約33,600~37,000円 |
カラー | ブラック | グリーン / ブラック |
本体寸法 幅×奥行×高さ (取っ手含む) |
140mm × 297mm × 379mm | 155mm × 254mm × 414mm |
本体重量 | 約3.4kg | 約3.1kg |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz | AC100V 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 1450W | 970W |
電源コード長さ | 1m | 約1.2m |
最大容量 | サーバー 約500㎖、水タンク 約490㎖ | 水タンク 1.0L |
サーバー素材 | ステンレス(真空二重構造)、PP | 付属なし |
抽出方法 | オープンドリップ式(バイパス注湯) | バイパスドリップ式 |
モード/テイスト | REGULAR、STRONG、ICED、Cleaning | クリア(C)/マイルド(M)/ストロング(S)/ デミタス(D) |
抽出杯数 | 1杯・2杯・3杯 REGULAR:約120㎖・約240㎖・約360㎖ STRONG:約120㎖・約240㎖・約360㎖ ICED:約75㎖・約150㎖・約225㎖ |
レギュラーカップ:約130ml マグカップ:約250ml |
抽出時間 | 約4〜7分 ※モードや気温によって異なります | レギュラーカップ:約4分 マグカップ:約4分30秒 |
見た目と大きさ
『BALMUDA The Brew』の本体カラーはブラックのみに対し、アラジン『コーヒーブリュワー』はグリーンとブラックの2種類です。大きさは、『BALMUDA The Brew』はアラジン『コーヒーブリュワー』より奥行きがあるものの、高さは3.5cmほど低めです。
『BALMUDA The Brew』は、直線と曲線を絶妙なバランスで組み合わされたシックで洗練されたデザイン。アラジン『コーヒーブリュワー』はレトロなカラーと丸みのあるデザインでかわいらしい印象です。
抽出方法
『BALMUDA The Brew』の抽出方法は、オープンドリップ式(バイパス注湯)で、アラジン『コーヒーブリュワー』はバイパスドリップ式です。
使い方の項でも説明しますが、オープンドリップ方式とは、ドリップしている様子が目でも楽しめるという点が特長です。
両コーヒーメーカーともに、バイパスしてお湯だけを最後に注ぐ方式を採用している点が同じで、興味深いところです。
モード数
『BALMUDA The Brew』のモード数は、次の3種です。
- REGULAR:鮮やかな香りと味わい
- STRONG:強く深く、凝縮された一杯
- ICED:さわやかな清涼感
アラジン『コーヒーブリュワー』は、下記の4種です。
- クリア(C):軽やかな酸味とすっきりした味わい
- マイルド(M):雑味を抑えたバランスの良いまろやかな味わい
- ストロング(S):ほどよい苦味と深みのある味わい
- デミタス(D):贅沢な濃い味わい
どちらも、気分やシーンによって、お好みのモードを楽しめます。
ドリップ容量(抽出杯数)
『BALMUDA The Brew』では、1杯・2杯・3杯と選べます。REGULAR・STRONGモードでは、それぞれ約120mL・約240mL・約360mL。ICEDモードでは、約75mL・約150mL・約225mLとなります。
アラジン『コーヒーブリュワー』は、カップに1杯ずつ抽出します。レギュラーカップで約130mL。マグカップで約250mLです。
『BALMUDA The Brew』は、ドリップ容量がアラジン『コーヒーブリュワー』よりも多いので、サーバーに多めに淹れて、ゆっくりと楽しめますね。
使い方を比較
『BALMUDA The Brew』とアラジン『コーヒーブリュワー』の使い方を比較します。
バルミューダ『BALMUDA The Brew』
使い方はシンプルで簡単。お好みのコーヒー豆を用意すれば、3ステップでいつでも簡単に淹れたてのコーヒーがいただけます。
- ドリッパーにフィルターとコーヒー粉をセットし、タンクに水を入れて準備する
- REGULAR・STRONG・ICEDの3種の抽出モードから、杯数と共に選び、スタートボタンを押す
- 抽出が完了したら、できあがり
オープンドリップ方式なので、熱湯が少しずつ注がれ、豆がふくらむ様子を見ることができ、香りだけでなく、目でも楽しめます。
アラジン『コーヒーブリュワー』
最初にドリッパーにフィルターをセットし、コーヒー粉を入れて本体にセット。
次にカップを置き、テイストダイヤルを回しテイストを選びます。カップのサイズに合わせてスタートボタンを押したら、できあがりを待つだけです。簡単に使えますね。
機能と価格を比較
続いて、機能と価格を比較します。
抽出過程(蒸らし・バイパス注湯)
『BALMUDA The Brew』では、従来のコーヒーメーカーにはないテクノロジーで注湯温度をコントロールします。温度制御が徹底されており、蒸らし・抽出・仕上げとそれぞれに最適な温度のお湯を瞬間的に沸かします。
また、蒸らし時間や注湯の量、速度を自動観測し、的確な間隔で適量の湯を落下。0.2mL単位のドリップにより、より豊かな香りや味わいを楽しめます。
そして最後に、タイミングを見計らいドリッパーへの注湯をストップ。サーバーに抽出されたコーヒーの凝縮された成分と温度を調節するため、ドリップ時の注湯口とは異なる第2の注湯口から仕上げの加水が行われます。
一方、アラジン『コーヒーブリュワー』でも、抽出プログラムと温度管理にこだわっています。蒸らし前にスチームで粉温度を上げ、最初の滴下の後、約60秒間蒸らします。
雑味を出しにくい温度で抽出するため、香りや味を楽しめる飲み頃の温度でできあがりますよ。最後に雑味成分の多い後半部分を抽出しないようにドリッパーをバイパスし、差し湯を行うことがポイントです。
両製品の抽出過程を比較してみると、意外と近似していることがわかりますね。
ドリップフィルター
『BALMUDA The Brew』は、BALMUDA The Brew専用のコーヒーペーパーフィルターを使用します。もしくは市販の1~4杯用の円錐型ペーパーフィルターでも使用できますよ。
アラジン『コーヒーブリュワー』でもアラジンコーヒーブリュワー専用のペーパーフィルターが販売されています。もちろん、市販で販売されているペーパーフィルターでも使用できますよ。
サーバー
『BALMUDA The Brew』のサーバーは、ステンレス製で真空二重構造になっており、保温保冷性能があります。最大容量は500mLです。
アラジン『コーヒーブリュワー』はマグカップにダイレクト抽出タイプです。
操作音
『BALMUDA The Brew』では運転中、古時計の振り子の音をイメージした音が流れます。音でも楽しめますね。
アラジン『コーヒーブリュワー』の操作音は、『ピッ』という軽快な電子音です。
価格
2023年3月末時点での価格は、『BALMUDA The Brew』が約49,000円~60,000円。
一方、アラジン『コーヒーブリュワー』は約33,000~33,500円となっています。
テレビ番組『サタデープラス ひたすら試してランキング コーヒーメーカー』での評価
2023年9月16日の『サタデープラス(通称サタプラ)』で、コーヒーメーカー14機種を試して「失敗しないおすすめベスト5」を選ぶ特集コーナーが放送されました。
実はこの14機種の中に、『BALMUDA The Brew』と『アラジン コーヒーブリュワー』が入っていたのですが・・・
結果は『BALMUDA The Brew』が総合2位で、『アラジン コーヒーブリュワー』はベスト5に入りませんでした。
抽出方法としては似ている2機種ですが、淹れたコーヒーの味は似てはいない様です。
コーヒーメーカーは実に繊細な家電で、同じ豆で淹れた14機種の味は大きく異なる結果で、美味しいモノから、コーヒーの味のしないモノまで種々ある結果との放送でした。
評価結果を記事にまとめてあるので(アラジン コーヒーブリュワーは含まれていませんが・・・)ご参考に見て頂ければ幸いです。
まとめ
アラジン・バルミューダともに、こだわりのオーブントースターを発売している2社がコーヒーメーカーでも、こだわりを発揮してきました。
抽出過程は、どちらも、スチーム⇒蒸らし⇒バイパス注湯⇒できあがりと同じ手順です。コーヒーは淹れ方で味が大きく変わるので、温度設定や抽出時間などでどのように異なるのか?楽しみでもあります。
一方、製品の価格やドリップフィルターの仕様の違いで、購入費用やランニングコストはアラジンの方がリーズナブルですが、バルミューダは抽出過程での音までもこだわった五感に訴えるクオリティがあります。
それぞれの美味しいトーストに合わせた、美味しいコーヒーが楽しめるコーヒーメーカー。今年の年末は、『アメトーク!家電芸人』で取り上げて比べられるでしょうか?その点も楽しみです。
本記事が、魅力的なコーヒーメーカー選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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