『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つテレビ番組です。
Roborockのロボット掃除機は、2022年12月30日放送の『家電芸人』で土田晃之さんから『Roborock S7 MaxV Ultra』が紹介されました。
この記事では、2023年7月発売の新型ロボット掃除機『Roborock S8 Pro Ultra』について、家電芸人紹介の『S7 MaxV Ultra』から何が変わったのか?その違いと特徴についてまとめています。
『Roborock S8 Pro Ultra』・『Roborock S7 MaxV Ultra』の購入を検討されている方の、ご参考となれば幸いです。
•『Roborock S8 Pro Ultra』の商品特徴
•『Roborock S8 Pro Ultra』と『Roborock S7 MaxV Ultra 』の違い
※本ページはプロモーションが含まれています
『Roborock S8 Pro Ultra』の概要
『Roborock S8 Pro Ultra』は、2023年7月に発売された、モップ洗浄&乾燥・給水・ごみ収集を全自動で行ってくれるお掃除ロボットです。
2022年8月発売の『Roborock S7 MaxV Ultra 』でも、吸引掃除にモップ掛けを障害物やカーペットを見極め自動でお掃除してくれるスグレモノでした・・・が.
『Roborock S8 Pro Ultra』では、モップの乾燥までこなしてくれるところまできました。
この2つのモデル、実際にどこが似てどこが違うのでしょうか???比べてみました。
早速スペックから比較してみてみましょう。
『Roborock S8 Pro Ultra』と『Roborock S7 MaxV Ultra』の見た目とサイズの違い
違いを確認する為に、表で見比べてみましょう。左が2023年7月発売の『Roborock S8 Pro Ultra』、右が2022年12月の家電芸人で土田さんから紹介された『Roborock S8 Pro Ultra』です。
機種名 | S8 Pro Ultra | S7 MaxV Ultra |
型番 | S8PU52-04 | S7MU52-04 |
発売 | 2023年 7月14日 | 2022年 8月11日 |
画像 | ||
本体カラー | ブラック | ブラック |
本体サイズ | 本体:直径35.3cm×高さ9.65cm 4way全自動ドック: 幅42.6cm×奥行51.4cm×高さ45.0cm |
本体:直径35.3cm×高さ9.65cm 3Way全自動ドッグ: 幅42.2cm×奥行き50.4cm×高さ42cm |
本体重量 | 本体:約4.5kg ゴミ収集ドック:約10.1kg |
本体:約4.7kg ゴミ収集ドッグ:8.5kg |
電源方式 | 充電式リチウムバッテリー | 充電式リチウムバッテリー |
充電時間 (バッテリー0% からフル充電) |
約4時間 | 約4時間 |
連続駆動時間 | 約180分 | 約180分 |
電源 | 入力:AC100V 50/60Hz | 入力:AC100V 50/60Hz |
市場価格 2023年12月初時点 |
約187,600円~232,000円 | 約135,000円~154,000円 |
『Roborock S8 Pro Ultra』と『Roborock S7 MaxV Ultra 』の見た目とサイズ感の違い
見た目でパッと目に付くのは、『Roborock S8 Pro Ultra』のゴミ収集ドッグがシンプルな見栄えになった点です。
『Roborock S7 MaxV Ultra 』では、3つのブロックに分かれていたゴミ収集ドックが、1つのカバーで覆われるような見栄えに変わりスッキリと見えます。
カラーは写真によって異なって見えますが、どちらもブラック1色の設定です。
サイズでは『Roborock S8 Pro Ultra』の方が奥行きで1cm、高さで3cm大きくなっているのですが(幅は同じ)、スッキリしている為か・・・そんなに大きくなったような印象は受けません。
大きさに違いは感じないものの、重量は『Roborock S8 Pro Ultra』の方が1.6kg重たくなっており、機能が拡充されている感じを受けます。
一方、掃除機本体のサイズは、直径35.3cm×高さ9.65cmと変わりありません。
掃除機本体サイズに違いは無いモノの、『Roborock S8 Pro Ultra』掃除機本体の重量はわずかながら(0.2kg)軽くなっています。
バッテリーは『Roborock S8 Pro Ultra』『Roborock S7 MaxV Ultra 』共にリチウムイオンバッテリーを搭載しており連続駆動時間は同じ約180分で、充電も高速充電が搭載されています。
『Roborock S8 Pro Ultra』の機能を『Roborock S7 MaxV Ultra 』と、リストで比較
では、次に機能にはどのような違いがあるのか、まずは表で比較してみましょう。
機種名 | S8 Pro Ultra | S7 MaxV Ultra |
型番 | S8PU52-04 | S7MU52-04 |
発売 | 2023年 7月14日 | 2022年 8月11日 |
画像 | ||
自動モップ洗浄 | ☑ | ☑ |
自動モップ乾燥 | ☑ | ー |
自動給水 | ☑ | ☑ |
自動ゴミ収集ドッグ/ 収集方法 |
紙パック | 紙パック |
自動ゴミ収集お休み モード |
☑ | ☑ |
自動ゴミ収集力設定 | ☑ | ☑ |
排気の清浄化性能 | 高性能紙パック | 高性能紙パック |
高速充電 | ☑ | ☑ |
AI物体識別・回避 (第二世代) |
3Dストラクチャードライト&カメラ、 赤外線イメージングシステム |
ストラクチャードライト&カメラ、 RGBカメラ |
見守り機能 | ー | ☑ |
双方向通話 | ー | ☑ |
吸引力 | 6,000Pa | 5,100Pa |
マッピング方式 | LDSレーザー | LDSレーザー |
リアルタイムマッピ ング&ルート表示 |
☑ | ☑ |
自動充電・自動再開 | ☑ | ☑ |
3D稼働メインブラシ (ラバータイプ) |
☑(デュアルブラシ) | ☑ |
メインブラシの 自動リフトアップ |
☑ | ー |
乗り越え可能な段差 | 2cm | 2cm |
本体ダストボックス容量 | 350ml | 400ml |
ゴミ捨て頻度の目安 | 60日 | 60日 |
最長稼働時間(面積) | 180分(300㎡) | 180分(300㎡) |
チャイルドロック | ☑ | ☑ |
赤外線リモコン付属 | ー | ー |
水拭き対応 | ☑ | ☑ |
高速振動モップ・ 高加重モップ |
☑(デュアル振動) | ☑ |
水拭き強力モード | ☑ | ☑ |
水拭き強度・ 水量の変更 |
アプリ(3段階) | アプリ(3段階) |
自動モップ リフトアップ |
☑ | ☑ |
カーペット認識 超音波センサー |
☑ | ☑ |
水拭き最大可動面積 | 自動給水(300㎡) | 自動給水(300㎡) |
Wi-Fi対応 | ☑ | ☑ |
アプリ (E5はMi Home アプリのみ対応) |
☑ | ☑ |
吸引力の設定 | ☑ | ☑ |
カーペットモード | ☑(念入りモード) | ☑ |
掃除ルートの表示 | ☑ | ☑ |
掃除エリアの指定 | ☑ | ☑ |
進入・水拭き禁止 エリアの指定 |
☑ | ☑ |
複数エリアのマップ 保存 |
☑(4枚) | ☑(4枚) |
掃除する部屋の順番 設定 |
☑ | ☑ |
掃除予約機能 | ☑ | ☑ |
掃除履歴の確認 | ☑ | ☑ |
消耗品交換目安の 確認 |
☑ | ☑ |
音声案内の変更・ 音量調整 |
☑ | ☑ |
スマートスピーカー 対応 |
☑ | ☑ |
エアフィルターの 水洗い |
☑ | ☑ |
お手入れ楽ちん メインブラシ |
☑ | ☑ |
同梱物 | ロボット掃除機本体、 4way全自動ドック、 ベースステップ、 電源ケーブル、 ゴミ収集ドック用使い捨て紙パックB、 高速デュアル振動モップクロス |
ロボット掃除機本体、 3way全自動ドック、 ドッグベース 電源ケーブル、 ごみ収集ドッグ用使い捨て紙パックB, 高速振動対応モップクロス |
『Roborock S8 Pro Ultra』の機能で変わった点をピックアップすると・・・
- 4Way全自動ドッグによる自動モップ乾燥機能の搭載
- 物体識別カメラ機能
- 吸引力・メインブラシ
- 本体ダストボックス容量
- モップ振動
- モップだけでなくメインブラシもシフトアップ
- 見守り機能のドロップ
などに違いがみられます。
『Roborock S8 Pro Ultra』の機能で『Roborock S7 MaxV Ultra 』から変わった点
それでは、機能表での違いを詳しく見てみましょう。
『モップ自動乾燥機能』の搭載による4Way全自動ドッグへの進化!
S8 Pro Ultra | S7 MaxV Ultra |
4Way全自動ドッグ | 3Way全自動ドッグ |
|
|
『Roborock S7 MaxV Ultra 』では
- 自動でお掃除したあとの『ゴミ自動収集』
- 最大毎分3,000回で高速振動するモップでの水拭きの為の『モップ自動給水』
- 本体がドッグに戻ってきての『モップ自動洗浄』
の3Way全自動ドッグが採用されており・・・
2022年12月放送の『家電芸人』で『S7 MaxV Ultra』のモップ自動洗浄が紹介された時点で、ゲストの吉高由里子さんは『もう人じゃん』とまで形容された『S7 MaxV Ultra』でした。
新型の『Roborock S8 Pro Ultra』では、4Way全自動ドッグとなり、さらにモップ自動乾燥機能が搭載されました。
ロボット掃除機は、本当に手間なしのところまで進化してきました。
物体識別カメラ機能の搭載
S8 Pro Ultra | S7 MaxV Ultra |
ストラクチャードライト&カメラと 赤外線イメージングシステム |
ストラクチャードライト&カメラと、 画像から物体の特徴を捉えるRGBカメラ |
幅5㎝、高さ3㎝の物体を回避 | 幅5㎝、高さ3㎝の物体を回避 |
回避する障害物のサイズには違いはありませんが、物体認識に『赤外線イメージングシステム』が導入されています。
吸引力のさらなる向上とデュアルになったメインブラシ
『Roborock S8 Pro Ultra』では吸引パワーが6,000Paに、『Roborock S7 MaxV Ultra 』の5,100Paから900Paアップしています。
さらに、ラバーブラシが『Roborock S7 MaxV Ultra 』の1本から、『Roborock S8 Pro Ultra』では2本に増えて、掻き揚げる力が増しています。
『Roborock S8 Pro Ultra』の毛の除去率は、『Roborock S7 MaxV Ultra 』から30%アップとの事で・・・
吸引力の向上と相まって、ゴミの収集力が大きく高まっています。
本体ダストボックス容量の縮小
本体内蔵のダストボックス容量は、『Roborock S8 Pro Ultra』350ml、『Roborock S7 MaxV Ultra 』400mlと、『Roborock S8 Pro Ultra』は50ml小さくなっています。
掃除機本体のサイズは全く同じで、ラバーブラシが2本に増えたため、ダストボックス容量が小さくなったものと思われます。
ただし、ダストボックスのゴミは自動でドッグに吸引され、小さくなっても350mlと・・・一般的なスティック掃除機のダストカップ以上の容量は確保されているので、実用面での違いはあまり感じられないと推察されます。
モップ振動エリアの拡大(デュアル振動)と「水ぶき超強力モード」の搭載
モップ振動エリアは、『Roborock S7 MaxV Ultra』では1か所でしたが、『Roborock S8 Pro Ultra』では2ヶ所に増えて、水拭き性能が向上しています
モードと振動回数は、強力(3,000回/分)、標準(2,300回/分)、ソフト(1,650回/分)の3種類で、『Roborock S7 MaxV Ultra 』から変わり有りません。
モップだけでなくメインブラシもリフトアップ
S8 Pro Ultra | S7 MaxV Ultra |
メインブラシリフトアップ モップリフトアップ メインブラシ&モップリフトアップ |
モップリフトアップ |
『Roborock S7 MaxV Ultra 』ではカーペットを検知すると、水拭きモップが自動で5㎜リフトアップしていましたが・・・
『Roborock S8 Pro Ultra』では、水拭きのみのモードやドッグに戻るときに、メインブラシもリフトアップする機能が搭載されました。
カーペット念入りモードの新搭載
『Roborock S7 MaxV Ultra 』から、水ぶきでは「水ぶき超強力モード」の専用モードが搭載されました。
『Roborock S8 Pro Ultra』では、さらに「カーペット念入りモード」も新搭載。
掃除後にカーペットだけを再度念入りに掃除をしてくれます。
『Roborock S8 Pro Ultra』では『見守り機能』がドロップ!
『Roborock S7 MaxV Ultra 』では、搭載したカメラを活用し、スマホを介して部屋の様子をリアルタイムで確認できました。
さらにリモート操作で本体を動かせるので、外出時にペットの様子を確認できたり、別室で寝ている子供の様子を見ることも可能でしたが・・・
『Roborock S8 Pro Ultra』では、『見守り機能』が搭載されていません。
もしも『見守り機能』が必須の場合は、『Roborock S7 MaxV Ultra 』をチョイスする必要があります。
『Roborock S7 MaxV Ultra』から継続採用される特徴機能
家電芸人でも紹介された、以下の機能はしっかり継承されています。
アプリからRoborockを思いのままに
『Roborock S8 Pro Ultra』と『Roborock S7 MaxV Ultra』は、高精度LDSレーザーセンサーで間取りを素早く正確にマッピングし、掃除が一通り完了するとアプリ上にマップが完成します。
掃除したいエリア、進入してほしくないエリア、水拭きをしてほしくないエリアの設定ができ、各部屋の掃除順番も自由にカスタムできるので在宅時でもストレスなく掃除ができます。
段差乗り越えは2cmまでOK
段差は『Roborock S8 Pro Ultra』・『Roborock S7 MaxV Ultra』共に、2cmまでを乗り越えられるので、部屋中をスムーズに移動することができます。
チャイルドロック
チャイルドロックも、機能やスイッチに変わり有りません。
AmazonアレクサとGoogleアシスタントに対応
『Roborock S8 Pro Ultra』・『Roborock S7 MaxV Ultra』共に、AmazonアレクサとGoogleアシスタントに対応しています。一声かけるだけで掃除を開始することができます。
まとめ
『Roborock S7 MaxV Ultra』 は、モップ洗浄・給水・ごみ収集を全自動で行ってくれる魅力的なロボット掃除機の1つでしたが・・・
『Roborock S8 Pro Ultra』 は、モップ乾燥までこなしてくれるので、普段の掃除に水拭きを行う方には、特におすすめです。
面倒な作業から解放され、床はいつもサラサラで、清潔に過ごせますよ。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、『Roborock S7 MaxV Ultra 』は有力な選択肢の1つでしたが、さらに有力な選択肢が1つ増えました。
唯一、見守り機能が付いていないのは、家電芸人でのおすすめポイントがドロップされた点です。見守り機能が必要な場合は、モップ乾燥はあきらめて『Roborock S7 MaxV Ultra』のチョイスとなります。
本記事が、ロボット掃除機選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。