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【The夜会】シェフドラム KDAC-IA2とヘルシオ ホットクック KN-HW24Gは何が違う?比較レビュー

自動調理器

2023年2月16日放送の櫻井・有吉THE夜会で、たったの15分で唐揚げを作れる、アイリスオーヤマの自動調理器『シェフドラム』の紹介がありました。

自動調理器と言えば、アメトーク!家電芸人でも紹介された、シャープ ヘルシオ『ホットクック』が有名です。

当記事では、『シェフドラム KDAC-IA2』と『ホットクック KN-HW24G』は、何がどのように違うのか?比較して特徴をまとめてみました。

自動調理器の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。

この記事で分かる事
  • アイリスオーヤマ『シェフドラム KDAC-IA2』とシャープ ヘルシオ『ホットクック KN-HW24G』の商品特徴
  • アイリスオーヤマ『シェフドラム KDAC-IA2』とシャープ ヘルシオ『ホットクック KN-HW24G』の違い
  • 圧力のかけられる自動調理器はあるの?

シェフドラムとホットクックの概要

最初に、シェフドラムとホットクックの概要を説明します。どちらも便利で簡単に使える自動調理鍋ですね。

自動調理鍋とは、材料と調味料を入れてセットすれば、あとは自動で加熱調理してくれるキッチン家電のことです。

シェフドラムには、『KDAC-IA2-T』と『DAC-IA2-H』の2モデルありますが、当記事では市販価格が『ホットクック KN-HW24G』に近い『シェフドラム KDAC-IA2』を紹介をしています。

シェフドラムの概要

シェフドラム KDAC-IA2
シェフドラム KDAC-IA2

毎日のお料理が簡単に美味しく仕上がる「シェフドラム」。焼く・炒める・揚げる・煮込む・低温調理などがすべて一台でできます。

使い方も簡単、材料を入れて設定するだけで、あとはほったらかしで大丈夫ですよ。「シェフドラム」の特長は下記が挙げられます。

  • なべごと回転して、ムラなく攪拌
  • 揚げ物調理は、少ない油で経済的
  • 簡単に使える
  • 予約調理・保温機能付き
  • 108種類の自動メニュー
  • お手入れ簡単

ホットクックの概要

ホットクック KN-HW24Gレッド
ホットクック KN-HW24Gレッド
ホットクック KN-HW24Gホワイト
ホットクック KN-HW24Gホワイト

ホットクックは、材料を入れて、ボタンを押す。たったそれだけの作業で美味しい料理が完成します。

ホットクックで調理できる料理は、煮物・スープ・蒸し物・麺類・発酵・低温料理と豊富にあります。料理だけでなく、お菓子作りにも活躍しますよ。料理が苦手な人にもおすすめです。

「ホットクック」の特長は、下記になります。

  • まぜ技ユニットが「加熱の進行」に合わせてかきまぜる
  • Wセンサーで火加減を調整
  • 3ステップで簡単に使える
  • 2段同時調理ができる
  • 予約調理が可能
  • 保温、あたため直しができる
  • お手入れ簡単

シェフドラムとホットクックの見た目とスペックを比較

シェフドラムとホットクックの見た目とスペックの比較をしていきます。

『シェフドラム KDAC-IA2』と『ホットクック KN-HW24G』のスペック比較表

『シェフドラム KDAC-IA2』と『ホットクック KN-HW24G』のスペックを表にして比較しました。

メーカー アイリスオーヤマ シャープ
製品名 CHEF DRUM ヘルシオホットクック
型番 KDAC-IA2-T KN-HW24G
発売 2022年 9月 2021年 9月
市場価格
(2023年2月末)
約50,000~60,000円 約59,000~70,000円
カラー ブラウン レッド系 -R
ホワイト系 -W
定格消費電力 900W 800W
内鍋コーティング ダイヤモンドコート フッ素コート
調理容量 2.0L
(傾き角度2のとき)
2.4L
満水容量 4.5L
(傾き角度1で内なべに
水を満杯になるまで入れ
たときの量)
4.7L
設定温度
(発酵・低温調理)
40~200℃ 35~90℃※
最大予約設定時間 15時間 15時間
保温 最大9時間 最大12時間
外形寸法
約(mm)
約370×奥行279×高さ343 幅345×奥行305×高さ256
質量 約7.2kg 約5.8kg
電源コードの長さ 約2.0m 約1.4m
(マグネットプラグ方式)
メニュー集掲載数 自動メニュー108 145
(自動メニュー133
/手動メニュー12)

見た目の違い

シェフドラム KDAC-IA2
シェフドラム KDAC-IA2
ホットクック KN-HW24G
ホットクック KN-HW24G

まずは、見た目での違いです。

見た目の形の違い

ホットクックは、上部がほぼフラットな炊飯器のような形です。シェフドラムは、鍋の取っ手がついており、高さがあるのが分かりますね。

シェフドラムは、傾けて使うこともあり、設置スペースはホットクックより広めに必要です。

カラー展開の違い

『シェフドラム KDAC-IA2』の本体カラーはブラウンのみになります。どんなキッチンにも違和感なく置けるカラーですよ。

『ホットクック KN-HW24G』の本体カラーは、レッドとホワイトの2種あります。キッチン家電をホワイトで揃えている人や、明るいカラーがお好みの人には、人気のカラーです。

スペックの違い

次にスペックの違いを説明します。

サイズと質量の違い

『ホットクック KN-HW24G』に比べると、『シェフドラム KDAC-IA2』の方が、奥行きは小さいものの、幅と高さが大きくなります。

また、質量もホットクックが約5.8㎏に対して、シェフドラムは約7.2㎏と約1.4㎏重たいですね。

購入前は、置き場所のサイズを確認しておくと安心ですよ。

消費電力の違い

消費電力は、『シェフドラム KDAC-IA2』900w、『ホットクック KN-HW24G』800Wと、『シェフドラム KDAC-IA2』の方が、『ホットクック KN-HW24G』より100W大きくなっています。

1日30分それぞれを使った場合の電気代の差は・・・約1.5円です。

『シェフドラム KDAC-IA2』が、900W÷1000×0.5時間×31円/h=13.95円
『ホットクック KN-HW24G』が、800W÷1000×0.5時間×31円/h=12.4円
(電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」の1kWhあたり31円(税込)を使って計算)

数字ほど電気料金に大きな違いはないので、電力量はそれほど気にしなくて良さそうですね。

シェフドラムとホットクックの構造による違い

では、シェフドラムとホットクックの構造による違いを説明します。

違いは、

  • 混ぜる方式の違い
  • 後片付けの違い

の2点です。

混ぜる方式の違い

最初に、混ぜる方式の違いについて説明します。

シェフドラムは鍋が回転して攪拌。鍋を傾ける事も可能

シェフドラムは傾きがポイント

シェフドラムでは、内なべごと回転します。ムラ無く攪拌できるポイントですね。加熱ムラも防げるため、ほったらかしでも焦げ付く心配はありません。

鍋を傾けることも可能ですよ。通常の鍋型調理器では難しい炒め物や揚げ物も、傾けることで実現しました。

ホットクックはまぜ技ユニットがプログラムに合わせて攪拌

ホットクックの「まぜ技ユニット」は、加熱の進行にあわせてかきまぜてくれる優れもの。料理の工程の中で、かきまぜる力加減やタイミングは、とても重要です。

まぜ技ユニット

まぜ技ユニットにおまかせすると、無水メニューのカレーやシチューは焦がさず、煮物は煮くずれせずに仕上がります。

回転にはスピードがあるため、泡立てるといった調理も可能ですよ。たとえば、ホイップクリームやアイスクリームなど簡単に作ることができます。

後片付けの違い

次に後片付けの違いです。毎日便利に使うためには、後片付けはラクに出来る方がいいですね。

シェフドラムはパーツが少なくて洗いやすい

シェフドラムお手入れ

シェフドラムの洗浄パーツは内窯と蓋2つのみで、内窯と蓋・蓋についている蒸気口は台所洗剤で洗えます。本体はよく絞ったふきんで拭き上げましょう。

食洗機は使えないものの、洗うパーツが少ないため、後片付けの負担はないですね。お手入れがラクなのは嬉しいです。

ホットクックはユニット以外はラクに手入れができる

ホットクックお手入れ

まぜ技ユニットや内ぶたなどのパーツは簡単に取り外しができます。内鍋以外は、食洗機で洗うことも可能ですよ。

内鍋はフッ素コーティングされているので、汚れがこびりつきにくく、簡単にきれいにできます。

シェフドラムに比べて、お手入れするパーツは多いですが、食洗機が使えるのは便利ですね。着脱が簡単なのもポイントです。

シェフドラムとホットクックの機能の違いを比較

シェフドラムとホットクックの機能の違いを比較してみました。それぞれのできる事と得意分野を紹介します。

シェフドラムのできる事と得意分野

シェフドラムでは、何ができるのか、気になりますよね。一番の特徴は揚げ物ができることです。他にも嬉しい機能が盛りだくさんですよ。

シェフドラムは『炒める・揚げる・煮込む・焼く・茹でる・低温調理・無水調理・スロー調理・発酵』

シェフドラムでは、通常の鍋型調理器では難しかった「炒める・揚げる」をはじめ、「煮込む・焼く・茹でる・低温調理・無水調理・スロー調理・発酵」が可能です。

作れない料理はないのではないかと思うほどの、調理法がそろっています。いずれも、材料をいれて設定後、ボタンを押すだけ。あっという間に一品できるのは本当に嬉しいですね。

揚げ物・唐揚げが出来る(The夜会で実演)

シェフドラム揚げ物

一番の魅力は、揚げ物ができることではないでしょうか?攪拌しながら揚げるので、使用する油も少なく、蓋つきなので、油はねの心配もいりませんよ。

「揚げ物調理はハードルが高い」、「小さい子供がいて危ないから揚げ物はできない」とお思いの人にもおすすめです。

調理は、油を投入、予熱で温めてから、材料を入れるだけ。油がはねることもないので、子どもが台所をうろうろしていても安心ですし、その場を離れて、子どもの相手をすることもできますよ。

炒め物も得意

鍋が斜めに傾くことで、炒めものも美味しく仕上がります。

ムラなく炒め、まざるので、加熱ムラもありません。野菜炒めやチャーハンなどの炒め物をよく作る方は、大活躍すること間違いなしですね。

レシピの自動メニューは108種類(90種類モデルも有り)

シェフドラムレシピ

『シェフドラム KDAC-IA2』の自動メニューは、何と108種類!何を作ろうか迷うほど豊富なメニュー数です。

毎日の献立を考えるのは、本当に大変。メインメニューはもちろん、下準備が簡単になるレシピまでそろっていますよ。

レシピはスマホで見ることができるので、いちいち冊子を開く必要はなく、便利ですね。

ホットクックのできる事と得意分野

シェフドラムで魅力の揚げ物調理は、ホットクックではできません。では、何が得意分野でしょうか?ホットクックのできる事を紹介しますね。

ホットクックは『煮込む・スープ・炒める・蒸す・茹でる・無水調理・発酵/低温調理・ケーキを焼く』

ホットクックでは、煮物やスープだけでなく、炒め料理、蒸し料理、茹で料理が可能です。さらに無水調理や、発酵・低温調理、ケーキなどのお菓子作りができますよ。

ホットクック1台あれば、毎日のご飯はもちろん、イベントなどのパーティー料理やお菓子なども作れます。

ホットクックは、食材の水分を活かす構造なので、お鍋を使って調理するよりも栄養素が多く残るのも嬉しいポイントです。

蒸し料理と上下2段調理ができる

ホットクックでは、付属の蒸しトレイを使うことで、「上下2段調理」ができます。例えば、上段で蒸し物やおかずを作りながら、下段で煮物やスープを作るなど、一度で2種類のメニューが完成します。

上下2段調理

調理の時短にもなり、とても便利ですね。

お菓子作りに便利な泡立てが出来る

ホイップクリームやアイスクリームを作るのに必要な泡立て、手動だと時間がかかる上に手も疲れますよね。ホットクックの「まぜ技ユニット」におまかせすると、簡単に早く作ることができます。

ホイップクリーム
アイスクリーム

お菓子をよく作る人には、嬉しい機能ですね。お子さまと一緒に作るのも楽しいですよ。

煮物が得意

ホットクックは、煮物がとても美味しく、得意とされています。メニューも煮物が一番多いですね。

肉じゃがなどは、煮くずれすることもなく、少なめの調味料でも中まで味がしみ込んだ美味しい煮物をいただけますよ。

レシピ掲載メニューは145種類(自動133/手動12)

ホットクックのメニュー集掲載数は、自動メニューが133、手動メニューが12、合計145メニューとなります。

どのメニューも簡単なので、作ったことのない料理にも挑戦しやすいですよ。料理のレパートリーが広がりますね。

シェフドラムとホットクックの共通機能

シェフドラムとホットクックの共通機能は、次の3点です。

簡単3ステップで調理完了

調理方法は、どちらもとても簡単、たったの3ステップです。

シェフドラムの使い方3ステップ
シェフドラムの使い方3ステップ
  1. 材料を入れて、調理カテゴリーを選択
  2. ボタンを押して調理開始
  3. 出来上がり

ボタンを押したあとは、そばにいてなくても大丈夫なので、違うことができますよ。火加減を調整したり、焦げないようにかき混ぜたり・・・という作業はすべておまかせできます!

15時間までの予約調理でお出かけ中に料理が完成

『シェフドラム KDAC-IA2』・『ホットクック KN-HW24G』ともに最大で15時間の予約調理が可能です。

例えば、朝出かける前に、食材をセットしておけば、帰宅後すぐにご飯が食べられますよ。疲れて帰ってきた後、調理しなくていいのはラクですね。

ホットクックでの予約調理
ホットクックでの予約調理

調理完成後は自動で保温

調理完成後は自動で保温してくれます。焦げ付きなどの心配はありません。

保温だけでなく再加熱もできるので、家族の食事の時間が違っても、熱々の料理をいただけますよ。

『シェフドラム KDAC-IA2』は、最大9時間、『ホットクック KN-HW24G』では、最大12時間保温が可能です。

シェフドラムとホットクックをおススメの人

『シェフドラム KDAC-IA2』と『ホットクック KN-HW24G』では、それぞれ特徴や得意分野がありました。見た目やよく作る料理によって、自分に合ったものを選んでくださいね。

シェフドラムがおすすめの人

・自動調理器で揚げ物がしたい人

・炒め料理が好きで、よく作る人

・鍋の重さは気にならない人

・本体カラーは選べず、ブラウンで問題ない人

・設置するスペースがある人

ホットクックがおすすめの人

・明るい本体カラーが好きな人

・自動調理器で揚げ物はしない人

・煮物や煮込み料理をよくする人

・少しでも電気代は安い方がいい人

・お菓子作りにも利用したい人

自動調理器に圧力機能が欲しい人

今回紹介した『シェフドラム KDAC-IA2』と『ホットクック KN-HW24G』には、圧力機能はついていません。しかし、自動調理器に圧力機能がついているものをお探しの人もいるのではないでしょうか?

パナソニック『オートクッカー ビストロ NF-AC1000』には、圧力機能がついています。

下記の記事に詳しく紹介していますので、気になるかたはぜひご覧くださいね。

まとめ

アイリスオーヤマ『シェフドラム』は、傾けたお鍋本体が回って攪拌するユニークな構造で、揚げ物や炒め物が得意な自動調理器です。

一方のシャープ『ホットクック』は、ふたに備わった「まぜ技ユニット」が適切なタイミングで料理をかき混ぜてくれる煮物系が得意な自動調理器です。

どちらも予約機能があって、ワーキングマザーにもピッタリなお料理グッズです。

さらに、2023年2月には圧力鍋の機能を持つパナソニック『オートクッカー ビストロNF-AC1000』も登場しました。圧力鍋を多く使われるご家庭には、ピッタリな自動調理器です。

人気の自動調理器には、得意分野がそれぞれあるので、当記事が、ご自分の料理スタイルにピッタリな自動調理器を選ぶお役に立てば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。