『BALMUDA The Plate Pro (バルミューダ ザ プレート プロ)』は、2023年12月30日の『アメトーク!家電芸人』で、和牛 水田信二さんから紹介されました。
ホットプレートといえば、『家電芸人』の松橋周太呂さんが『ヒルナンデス』で紹介して、爆発的人気となったホットプレート『Abien MAGIC GRILL(アビエン マジックグリル)』が有ります。
話題の『BALMUDA The Plate Pro』と『Abien MAGIC GRILL 2022Model』は、どの様に似てどの様に違うのか?比べてみました。
- 『BALMUDA The Plate Pro』の商品特徴
- 『BALMUDA The Plate Pro』と『Abien MAGIC GRILL 2022Model』の商品の違い
『BALMUDA The Plate Pro』と『abien MAGIC GRILL (2022 Model)』のスペック比較
では、さっそくスペックの比較です。
BALMUDA The Plate Pro | abien MAGIC GRILL (2022モデル) |
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画像 | ||
公式標準価格(税込) | 42,900円 | 23,980円 |
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 1120W | 約850W |
電源コード | 約3.0m | 1.8m |
安全装置 | オートオフ機構あり | 記載なし |
表面材質 | ステンレス | 独自コーティング |
サイズ(mm) | 製品寸法:573×334×88 プレート:380×245×25 |
製品寸法:405×305×79 |
重量 | 約5.2kg | 未公表 |
ヒーター | シーズヒーター | サーキットヒーター |
温度設定 | 160℃ / 180℃ / 200℃ / 220℃ (4段階) |
約100℃、約150℃、約190℃、約250℃ (4段階) |
生産国 | 中国 | 中国 |
保証期間 | 購入日より1年間 | 購入日より1年間 |
セット内容 | 本体、クラッドプレート、 油受けトレー、ヘラ、 取扱説明書(保証書付) |
プレート、スタンド脚×2 取扱い説明書(保証書付) 電源コード |
発売日 | 2023/10/12 | 2022/11/1 |
スペックを見比べてみると、結構違っている事が分かります。
それぞれを詳しく見てみましょう。
サイズの違い
両モデルのサイズは、構造を含めて大きく異なっています。
BALMUDA The Plate Pro | abien MAGIC GRILL (2022モデル) |
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サイズ(mm) | 製品寸法:573×334×88 プレート:380×245×25 |
製品寸法:405×305×79 |
本体サイズは、『BALMUDA The Plate Pro』の方が『Abien MAGIC GRILL 2022Model』よりも、幅で約17cm・奥行きが3cm大きく、プレート面まわりに縁がある構成になっています。
一方、プレート部分の面積は、『BALMUDA The Plate Pro』が380×245、『Abien MAGIC GRILL 2022Model』が405×305と・・・コンパクトな『Abien MAGIC GRILL 2022Model』の方が、幅で25mm奥行で60mm大きくなっています。
質量の違い
BALMUDA The Plate Pro | abien MAGIC GRILL (2022モデル) |
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重量 | 約5.2kg | 未公表 |
重量は、『BALMUDA The Plate Pro』が5.2kgに対して、『Abien MAGIC GRILL 2022Model』は公表されていません。
Abienの前モデルは2.5kgであった為、『BALMUDA The Plate Pro』は、約2倍ほど重ためだと想定されます。
重量感とクオリティ感の『BALMUDA The Plate Pro』、軽量でモダンな『Abien MAGIC GRILL 2022Model』という違いを感じます。
消費電力と設定温度
BALMUDA The Plate Pro | abien MAGIC GRILL (2022モデル) |
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消費電力 | 1120W | 約850W |
温度設定 | 160℃ / 180℃ / 200℃ / 220℃ (4段階) |
約100℃、約150℃、約190℃、約250℃ (4段階) |
消費電力は、『BALMUDA The Plate Pro』が1120W。『Abien MAGIC GRILL 2022Model』が約850Wと、『Abien MAGIC GRILL 2022Model』の方が省電力となっています。
温度設定は両機種ともに4段階ですが、『Abien MAGIC GRILL 2022Model』は最高250℃と『BALMUDA The Plate Pro』の220℃よりも高くなっており、『Abien MAGIC GRILL 2022Model』のヒーターの効率の良さを感じます。
では、それぞれの特徴を見てみます。
『BALMUDA The Plate Pro』の特徴
プレートの厚みは6.6mm
プレートの厚みは6.6㎜の、蓄熱性の高い独自の3層クラッド構造プレート。
厚みのあるプレートは、プレート全面に温度が行き渡りプレートの温度が均一に近いのが分かります。
鉄板の上にお肉を置くと一時的に温度は50℃も下がるのだそうです・・・
鉄板焼きレストランの鉄板が分厚い事を考えると、『BALMUDA The Plate Pro』のロジックには一理あるコトが納得できます。
ベネフィット1:安定した温度での加熱
ステーキなどを焼く時に、冷たい食材をプレートの上に置いても温度低下が起きない為、安定した温度で焼くことが可能です。
ベネフィット2:高温キープで食材の旨味を凝縮
温度変化の少ないプレートで高温をキープし、余分な水分は一気に蒸発、食材表面をカリっと焼き上げて、食材の旨味をしっかりと閉じ込めて調理してくれます。
正確な温度制御(誤差は5℃以内)
バルミューダ公式サイトでの他社製品との比較図では、プレートの温度管理の違いが一目瞭然です。
バルミューダのコーヒーメーカーもそうですが、プロ仕様の温度管理がバルミューダの商品特徴で、おいしさの秘訣となっていることが読み取れますね。
4段階の正確な設定温度
『BALMUDA The Plate Pro』の設定温度は、220℃・200℃・180℃・160℃の4段階。20℃ごとの温度管理というのも、制御がしっかりされているからだと分かります。
また、最高温度220℃は、油煙の発生しない温度で調理する為の設定で、お家焼き肉やオープンキッチンでのステーキ調理でいやな煙を出さずに調理をできる温度として設定されています。
『家電芸人』での水田信二さんの煙の出ない調理も見ものです。
220℃はお家焼肉
油煙の少ないお家焼肉が、ジューシーに焼き上げるお肉と食感の良い焼き野菜のハーモニーで楽しめます。
200℃は魚介調理にピッタリ
鯛のソテーの皮はパリパリに身はふっくらと、海老や貝なども、うま味を閉じ込めて焼きあがります。
180℃はチキンをカリカリふっくらに
温度管理を行う事で、厚めのチキンも中までじっくり火を通すことが可能なので・・・お肉が縮むことなくふっくらに、皮をカリッカリに焼き上げる事ができます。
160℃はクレープにピッタリ
クレープ屋さんの厚い鉄板同様に『BALMUDA The Plate Pro』の厚い鉄板と温度管理によって、薄いクレープ生地をきれいに焼き上げる事ができるので、お家クレープが簡単に楽しめますね。
バルミューダらしい、こだわりの詰まったホットプレート。『家電芸人』で紹介されるだけに、さすがの魅力です・・・
『abien MAGIC GRILL 2022Model』の特徴
プレートの厚みは3mm!
プレートの厚みはなんと!3mmの極薄。2022年モデルはほぼフラットな形状です。
超薄で密度の高いサーキットヒーター を採用。
2022年モデルの加熱エリアとなるヒーターの範囲は、全体サイズから割り出すと、およそ36.8×24cmで、2021年モデルの34cm×24cm程度よりも、幅が広がりヒーター密度も詰まっています。(サイズは4つの角より計測。概算です。)
①プレート ②絶縁シート ③サーキットヒーター ④絶縁シート ⑤ステンレス鏡面プレート
の5層で、プレートは構成されています。
センサーレス温度制御
『abien MAGIC GRILL 2022Model』には、ヒーター自体が精密な温度センサーとして働く、センサーレス温度制御技術が採用されています。
食材を置いて温度が下がっても、ヒーターが設定温度まで高まる事で温度が管理される仕組みです。
瞬時に発熱する「サーキットヒーター」と、蓄熱性を高めたアルミダイキャストに独自のコーティングが施されたプレートで、美味しい焼き上がりを実現できるこだわりが詰まっています。
また、食材が焦げにくいプレートの為、発生する煙が少ない事も特徴です。
温度設定は4段階
『abien MAGIC GRILL 2022Model』の温度設定も4段階。
HI250℃
HIの設定温度は250℃で、高温で焼き目をつけるモードです。
MID190℃
190℃は、どんな料理にも合う温度として設定されています。
LOW150℃
焦げやすい食材の調理の為の温度設定です。
WARM100℃
保温に適した温度として設定されています。
HIやWARMの温度を使って、ローストビーフを作るなど、これまでのホットプレートには無かったレシピも、掲載されています。
水で丸洗いできるプレート
独自コーティングは、キッチンペーパーなどで拭くだけでキレイになる上に、取り外しが簡単にできる足を外すと、プレートは水洗いが可能。
後片付けも簡単で、収納場所もとりません。
隙間スペースに立てかけて収納できるので、片付けもスッキリ素早く出来ます。
『BALMUDA The Plate Pro』と『abien MAGIC GRILL 2022 Model』比較まとめ
2つのホットプレートは、オープンでフラットタイプで似ているものの、プレートの厚さという点では大きく異なる製品です。
持っている雰囲気も、本格的な鉄板焼きレストランのクオリティ感と重厚なイメージの『BALMUDA The Plate Pro』。モダンでおしゃれな雰囲気の『abien MAGIC GRILL 2022 Model』と面白い位の違いを感じます。
金額的には、『BALMUDA The Plate Pro』は『abien MAGIC GRILL 2022 Model』の約1.8倍くらいの違いがあります。
本格度で選ぶか?モダンなヒートテクノロジーで選ぶか?金額で選ぶか?悩みどころですね!
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、有力な選択肢の1つだと思います。
ご検討中の場合は、楽しくホットプレート選びができると良いですね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。