東芝洗濯機ZABOON(ザブーン) が、2022年8月15日に2022年型「AW-10VP2」へモデルチェンジしました。
東芝洗濯機 ZABOONはウルトラファインバブルでの洗浄で、ドラム式洗濯機がアメトーーク!『家電芸人』でも取り上げられていました。
その洗濯機 ZABOON の縦型版のモデルチェンジです。
果たして、最新のZABOON AW-10VP2は、AW-10VH1からどう変わったのか?
変化のポイントについて、まとめてみました。
※本ページはプロモーションが含まれています
東芝洗濯機ZABOON AW-10VP2とAW-10VH1のスペック比較
まず、見た目とスペックから比較してみます。
東芝(新) | 東芝(前) | |
機種名 | AW-10VP2 | AW-10VH1 |
市場価格(税込) 2023年2月中時点 |
約15~21万円 | 約16.5万円前後 (2023年2月時点在庫ほぼ無し) |
外観 | ||
洗濯容量 | 10kg | 10kg |
乾燥容量 | 5kg | 5kg |
サイズ 幅×奥行×高さ |
637×650×1042mm | 614×628×1048mm |
質量 | 約56kg | 約52kg |
設置可能防水パン | 奥行内寸550mm以上 | 奥行内寸510mm以上 |
消費電力量 (洗濯時) |
約81Wh | 約69Wh |
消費電力量 (洗濯~乾燥時) |
約2450Wh | 約1910Wh |
標準使用水量 洗濯時 |
約119L | 約115L |
標準使用水量定格 洗濯~乾燥時 |
約110L | 約92L |
目安時間 洗濯時 |
約35分 | 約42分 |
目安時間 洗濯~乾燥時 |
約170分 | 約227分 |
運転音: 洗い |
約29dB | 約28dB |
運転音: 脱水 |
約37dB | 約37dB |
運転音: 乾燥 |
約45dB | 約45dB |
外観デザインと操作パネルの変更
幅と奥行きのサイズアップ
サイズは、新型では637×650×1042mmと旧型よりも、幅で17mm、奥行きで22mm大きくなっています。設置防水パンの奥行内寸も550mm以上と、40mm大きな防水パンになっています。
全体寸法が変わっているので、今回のモデルチェンジは単なる年式変更では無さそうです。
操作パネルの変更
新型AW-10VP2の操作パネルは、ふたにタッチパネルとして備わっています。
旧型AW-10VH1は、ふたの手前の本体部分に操作パネルが有ったので、この点も大きく変わった点です。
消費電力量と水量のアップと時間の大幅短縮
新型のAW-10VP2では洗濯時の消費電力が約12Wh、洗濯~乾燥時が約540Wh増えています。また水使用量も、洗濯時約4L、洗濯~乾燥時約18L増えています。
一方洗濯時間で見ると、洗濯時の目安時間は7分17%短縮、洗濯~乾燥時は約57分25%短縮と、大幅に短くなっています。
この短縮は、家事の上で大きく助かる事と思います。
運転音については、東芝の洗濯機は静かなのも魅力ポイントなのですが、ほぼ変更はなく静音性もしっかりキープされています。
東芝洗濯機ZABOON AW-10VP2とAW-10VH1の機能比較
同様に、機能についてもその特徴を表にまとめました。
2022年モデル(新) | 2021年モデル(前) | |
機種名 | AW-10VP2 | AW-10VH1 |
洗浄 | 抗菌ウルトラファインバブル 洗浄W |
抗菌ウルトラファインバブル 洗浄W |
温か抗菌ウルトラファイン バブル洗浄W |
温か抗菌ウルトラファイン バブル洗浄W |
|
Ag+抗菌水 | Ag+抗菌水 | |
ザブーンパル6 | ザブーンパル3 | |
水流パワーボタン | 水流パワーボタン | |
おしゃれ着トレー | おしゃれ着トレー | |
乾燥機能 | ハイブリッド乾燥 (水冷除湿+外気仕上げ) |
ホットサイクル乾燥 空冷除湿(排気)タイプ |
除菌洗乾/除菌乾燥※1コース | 除菌洗乾/除菌乾燥※1コース | |
除菌※2/消臭※3コース | 除菌※2/消臭※3コース | |
低騒音技術 | DDモーター (インバーター制御) |
S-DDモーター (インバーター制御) |
清潔機能 | 自動槽乾燥 カビプロテクト ★槽クリーンもあります。 |
自動槽乾燥 カビプロテクト ★槽クリーンもあります。 |
自動おそうじ機能 (自動お掃除モードあり) |
自動おそうじ機能 (自動お掃除モードあり) |
|
節電・節水 | ecoモード | ecoモード |
ふろ水ポンプ | ふろ水ポンプ | |
使いやすさ | 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 | |
自動2度洗いコース | ||
予洗い+(プラス)コース | ||
香るおしゃれ着コース | ||
ほぐせる脱水 | ほぐせる脱水 |
変化点1:新乾燥方式ハイブリッド乾燥への変更
機能で大きく変わったのは、乾燥機能です。
水冷除湿で湿気を室内に逃がさないタイプに変わっています。
洗濯~乾燥時間も5kgで約170分と、AW10VH1から約57分短縮されています。
変化点2:液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能の追加
液体洗剤・柔軟剤の自動投入
近年、多くの洗濯機で採用されてきた、液体洗剤・柔軟剤の自動投入が搭載されました。
縦型フラッグシップモデルなので、待ってました・・・といった感じです。
『自動2度洗いコース』『予洗い+(プラス)コース』などのコース追加
洗剤自動投入機能が付いたことで、『自動2度洗いコース』や『予洗い+(プラス)コース』など、新たな洗濯コースが追加されて、ますます便利になっています。
『自動2度洗いコース』
「がんこな汚れモード」を選ぶと、洗剤の自動投入で2度洗いが可能です。長時間の浸け置きををすることなく、頑固な汚れを短時間で洗濯できます。
『予洗い+(プラス)コース』
泥や食べこぼしなど他の衣類に汚れが付着しそうな衣類は、先に予洗いをして、後から追加の衣類を投入して一緒に洗うというコースも搭載されました。
手洗いや2回洗濯機を回したりする必要が無く、手間をかけずに洗濯の時短が可能です。
その他変化点
パルセーター
パルセーターの形状が、2021年モデルAW-10VH1の『ザブーンパル3』からAW-10VH2の『ザブーンパル6』へと変わって、より立体的な水流で洗濯される様にアップデートされています。
洗濯機モーター
2021年モデルAW-10VH1で採用されていたネオジウムマグネットのS-DDモーターから、東芝伝統のDDモーターに変更されています。
こちらは唯一、ネオジウム高騰によるスペックダウンの様にも感じる点ですが・・・。洗濯時の消費電力が増えたのはこのモーターの変更でしょうか?
DDモーターなので、洗濯・脱水の静粛性はキープされています。
まとめ
東芝の洗濯機は、『ウルトラファインバブル』を使った、洗浄力の高さで話題の商品です。
前型のAW-10VH1も好評のモデルだったので、AW-10VP2も期待できますね。
2022年モデル『AW-10VP2』のスタート時点価格は27.5万程でしたが、2023年2月には10万円以上価格もこなれてきており、これまでの底値圏にあります。
2022年度の決算時期に向けてお得に購入できるチャンスかもしれません。
この記事が、洗濯機選びのお役に立てば幸いです。
最後まで、お読み下さりありがとうございました。