日立の冷蔵庫は『まるごとチルド』や『特鮮氷温ルーム』など、日立独自の機能が魅力の冷蔵庫です。
2023年2月27日に65㎝幅の『R-HWC49T』が、前年の『R-HW49S』からモデルチェンジしました。2023年モデル『R-HWC49T』は、前年『R-HW49S』から何が変わったのでしょうか?
新旧モデルを比較して、お得な日立の冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。
•日立冷蔵庫、2023年『R-HWC49T』と2022年『R-HW49S』の商品特徴
•日立冷蔵庫、2023年『R-HWC49T』と2022年『R-HW49S』の違い
日立冷蔵庫2023年『R-HWC49T』とは?
日立の冷蔵庫『R-HWC49T』は、2023年2月9日に発売されました。
「薄壁化」技術を採用されており、スリムな幅と奥行の薄型タイプで容量は485Lとたっぷり収納できますよ。本体カラーは、ライトゴールドとピュアホワイトの2種類です。
『R-HWC49T』では、冷蔵室のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」や野菜のみずみずしさが長持ちする「新鮮スリープ野菜室」など日立独自の機能が搭載されています。
スマホを用いて食材管理をサポートする「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」が新たに搭載されたことにより、ますます便利に使いやすくなりましたよ。
2023年『R-HWC49T』と前年『R-HW49S』のスペック比較
最初に、2023年モデル『R-HWC49T』と前年モデル『R-HW49S』のスペックを比較しました。
『R-HWC49T』と『R-HW49S』のスペック比較表
『R-HWC49T』と『R-HW49S』のスペックを分かりやすく表にまとめました。
2023年モデル R-HWC49T |
2022年モデル R-HW49S |
|||||||||
発売日 | 2023年2月 | 2022年2月 | ||||||||
タイプ | まんなか冷凍 | まんなか冷凍 | ||||||||
ドア | 鋼板ドア 6ドア フレンチドア |
鋼板ドア 6ドア フレンチドア |
||||||||
カラー | ライトゴールド ピュアホワイト |
ハーモニーシャンパン ピュアホワイト |
||||||||
定格内容積 | 485 L | 485 L | ||||||||
冷凍室 | 冷蔵室 | 野菜室 | 独立製氷室 | 2021年 省エネ基準 達成率 |
100% | 100% | ||||
年間消費 電力量 |
276 kWh | 276 kWh | ||||||||
幅×高さ×奥行き mm |
650x1839x651 | 650x1833x651 | ||||||||
質量 | 102 kg | 102 kg | ||||||||
最小設置 奥行き寸法 |
651mm | 651mm |
見た目とスペックで、高さが若干変化
『R-HWC49T』の本体カラーは、「ライトゴールド」と「ピュアホワイト」です。『R-HW49S』の本体カラーは、「ハーモニーシャンパン」と「ピュアホワイト」となっています。
カラーの名称が、「ハーモニージャパン」から「ライトゴールド」に変わりましたね。しかし、見た感じはよく似た色合いです。
容量は変わりなく同じですが、高さが『R-HW49S』は1833㎜に対し、『R-HWC49T』では1839㎜とわずかに高くなりました。
電力使用量も変わりなく、両モデルとも同じです。
2023年『R-HWC49T』と前年『R-HW49S』の機能比較
次に、『R-HWC49T』と『R-HW49S』の機能について、比較します。
『R-HWC49T』と『R-HW49S』の機能比較表
『R-HWC49T』と『R-HW49S』の機能について、表にまとめました。
2023年モデル R-HWC49T |
2022年モデル R-HW49S |
|
冷蔵室
|
まるごとチルド | まるごとチルド |
クイック冷却 | クイック冷却 | |
特鮮氷温ルーム | 特鮮氷温ルーム | |
冷凍室
・ 製氷室 |
デリシャス冷凍 (1段目) |
デリシャス冷凍 (1段目) |
3段ケース (下段) |
3段ケース (下段) |
|
自動製氷 (製氷皿は 取りはず せません) |
自動製氷 (製氷皿は 取りはず せません) |
|
野菜室
|
新鮮スリープ野菜室 (下段スペース) |
新鮮スリープ野菜室 |
ー | 新鮮スリープ保存 (下段スペース) |
|
2段ケース | 2段ケース | |
スマート フォン連携 |
日立冷蔵庫 コンシェルジュ アプリ |
ー |
機能の変更は1つ
機能の変更は、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」が新しく搭載されたことです。
「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」は、スマホで食材管理をサポートしてくれるアプリ。とても便利に使えますよ。
庫内の部屋ごとにスマホで撮影した画像を記録することができるので、買い物先でも冷蔵庫の中身のチェックができます。買い忘れや二重購入してしまうのを防げますね。
保存する食材を登録すると一覧管理できます。賞味・消費期限を登録しておくと、期限が近付いたらお知らせしてくれる機能もありますよ。
また、旬の食材や買い物おすすめ指数、冷蔵庫の運転情報もお知らせしてくれます。使い方が分からなくなったら、動画で確認できたり、お手入れ方法を確認したり、便利な機能がたくさんありますね。
継続の特徴機能
『R-HW49S』から継続されている特徴機能を紹介します。
まるごとチルド
約2℃と少し低い温度と約80%の高い湿度が特徴の「まるごとチルド」は、冷蔵室全段に採用。冷蔵室のどこに置いても食材の鮮度が長持ちします。
冷蔵室専用の冷却器と大風量ファンで、約2℃の低温を保ちながら湿度低下を抑えてくれます。ラップをしなくても食材の乾燥や変色を抑えておいしく保存できますよ。
低温保存に向いている葉物野菜も保存できます。野菜室がいっぱいのときは、「まるごとチルド」で保存しましょう。
また、温かい食品を冷めるのを待たずに入れられるのも便利です。朝のお弁当の粗熱を取りたいときや、すぐに冷ましたい食品があるときには、助かりますね。
特鮮氷温ルーム
日立の鮮度技術「特鮮氷温ルーム」は、約-1℃の凍らせないぎりぎりの温度で食材の鮮度を守ります。開口部が広いので、食材の出し入れもしやすいですよ。
魚や肉などの鮮度が長持ちします。食感や風味が劣る心配もないですよ。まとめ買いも安心してできますね。
また、冷凍室からの熱伝導と、外側からつつみこむように冷やす間接冷却なので、ラップがなくても乾燥せずに保存できます。細胞を壊しにくいのもポイントで、マグロのサクや肉などのドリップも抑えられますよ。
デリシャス冷凍
「デリシャス冷凍」は、アルミトレイと専用センサーで、自動ですばやくおいしく冷凍する機能。すばやく冷凍することで、解凍時のうまみ成分の流出を抑えたり、野菜のビタミンCの減少を抑えたりする効果があります。
「デリシャス冷凍」スペースは、冷凍室上段、深さ5㎝の浅くて広い構造なので、出し入れしやすいですよ。ホームフリージングをよくする人には、嬉しい機能ですね。
新鮮スリープ野菜室
野菜室の下段スペースは、日立の鮮度技術「新鮮スリープ野菜室」です。「新鮮スリープ野菜室」は、眠らせるように保存するため、野菜のみずみずしさが長持ちしますよ。
眠らせるように保存することで、果物や野菜のビタミンCを守り、栄養素の減少を抑える効果もあります。
野菜室は、上段スペース、たて収納スペース、下段スペースと野菜の大きさなどに合わせて保存できます。たっぷり収納できる上に、野菜の鮮度も守られるため、まとめ買いも安心してできますね。
トリプルパワー脱臭
冷蔵室のニオイが気になることありませんか?「トリプルパワー脱臭」は気になるニオイを脱臭してくれるだけでなく、ニオイ移りも抑えてくれますよ。
タマネギやニンニク、魚などニオイのある食品を冷蔵庫に入れるときも気にせず保存できるのは嬉しいですね。
まとめ
日立冷蔵庫は、『アメトーク!家電芸人』でも取り上げられた、多機能な冷蔵庫です。
特に冷蔵庫の『まるごとチルド』や『新鮮スリープ野菜室』は、他社にはない特徴機能です。
2023年モデル『R-HWC49T』の2月スタート価格は約39万円超でした。2022年2月の『R-HW49S』スタート価格は約33万超だったので、約6万円の値上がりの感があります。
2023年モデル『R-HWC49T』には、日立冷蔵庫コンシェルジュアプリが搭載されましたが、冷蔵庫の基本機能はほぼ同じです。
2023年モデル『R-HWC49T』の2023年3月市場価格は、『R-HW49S』と5万円程の価格差なので、スタート価格の差ぐらいまで下がって落ち着いてきました。
『R-HW49S』の在庫も残り少ないようなので、しっかり検討して、お値打ちに購入できると良いですね!
本記事が、魅力的な冷蔵庫選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。