- パリパリキューライトを実際に使ってみた生ゴミ変化の様子
- パリパリキューライトを実際に使ってみた電力使用量
- パリパリキューライトを実際に使ってのメリットとデメリット
生ごみの臭いが気になる!
コバエを何とかしたい!
ゴミ捨ての量を減らしたい!
「パリパリキューライト」は、乾燥式の生ゴミ処理機で、香川県の島産業が開発・製造・販売する日本メーカーの製品です。
生ゴミ処理の臭いもしなくて音も静かという、国内販売30万台超の「パリパリキューライト」
実際に使っての電気使用量を含めて、詳細にレビューをします。
まずは、パリパリキューライトを使ってみた印象!

使ってみての印象は、以下の4点です
- 静か
- 臭いが気にならない
- かなりコンパクト
- 想像よりも電気代が安そうで、少量モードは1回10円台
コバエも居なくなりました。
テレビや雑誌でも取り上げられる『パリパリキューライト』。

実際の使用感をレビューします。
パリパリキューライトが家に来た
「パリパリキューライト」は、生ゴミ処理機の中で、最もコンパクトといえるモデルです。
梱包箱のサイズ
梱包箱も、幅240×奥行240×高さ325mmとコンパクトです。

パリパリキューライト本体の印象
箱の中には…成型された厚紙に挟まれた「パリパリキューライト」がぴっちりと収まっていました。

出してみると、ぱっと見で生ゴミ処理機には見えないおしゃれな感じです。

本体は、上下に2分される様になっています。
下部が「生ゴミバスケット」で予備の「活性炭フィルター」が同梱されています。


同梱物を取り出すと……
本体、本体下部、バスケット、予備の活性炭フィルターという内容でした。

脱臭フィルターを装着
「活性炭フィルター」は装着箇所にも1つ入っているので、フィルムを剥がして装着します。
まずは、フィルターカバー大を回転スライドさせて、取り外します。


次にフィルターカバー小を取り外すと……

脱臭フィルターが見えます。

活性炭フィルターの上下にはシールでフタがされています。
このシールをはがす際に下側から、活性炭が少しこぼれてくるので、気をつけましょう。

シールをはがした後、フィルターを挿入して……

カバーでフタを戻して、完了です。

バスケットとネットの準備
バスケットには、付属のネットをかけて使うとゴミ捨てや掃除が楽になります。

ネットは洗って再利用できるので、コスパの面でも問題有りません。

シンクにバスケットを置いて、生ごみを投入して使います。
パリパリキューライトを使ってみてのレビュー
実際に使ってみてのレビューです。
標準モードでスイカの皮を処理

スイカ1玉の8分の1の皮を処理してのレビューです。
スイカの皮なので、水分も多い事から、標準モードを使いました。
処理中の臭いと音
運転中は「パリパリキュー」同様に、まるで電子レンジで加熱しているか、炊飯器でお米を炊いているかの様な、運転音がします。
少し離れるとほとんど聞こえず、図書館並みの静かな音(36db)に納得です。
臭いも全く気にならないくらい、ほとんど無く、少しスイカっぽいかなという、嫌みのない温風が排出されます。(個人の感想です)
生ゴミの重さと量の変化
左が処理前、右が標準モード完了後です。

重さは494gから73gまで、421g減っており、約85%も軽くなったことになります。
(バスケット・ネットを除く重さ)

重量だけでなく、嵩(かさ)の減り方も驚きでした。

運転時間とワットモニターで見た電力使用量
スイカの皮を処理するのにかかった、標準モードの運転時間は約9時間で……ワットモニターの積算電力量は0.72kwhでした。
最新の電力換算値31円で計算すると、電力使用料は0.72×31=22.32円です。

少量モードでスイカとキウイフルーツの皮を処理
次に、少量のスイカとキウィフルーツの皮を、少量モードで処理してのレビューです。

処理中の臭い
処理中の出てきた温風の臭いは標準モードとほぼ同じで、ほとんど臭いはわかりません。
生ゴミの重さと量の変化
左が処理前、右が少量モード完了後です。

重さは210gから55gまで、155gの約74%減っています(バスケット、ネットを除く重さ)。
運転時間も短いため、標準モードほどには乾燥しておらず、約11ポイント低減量が減っています。

嵩もかなり減っていますが、標準モード程に乾燥しておらず、やや水分が残った感じです。

ワットメーターで見た電力使用量
スイカとキウイフルーツの皮を処理するのにかかった、少量モードの運転時間は約5時間半で……ワットモニターの積算電力量は0.39kwhでした。
最新の電力換算値31円で計算すると、電力使用料は0.39×31=12.09円です。

容量MAXで、スイカの皮を標準モードで処理
容量700gほぼいっぱいの、スイカ1/4の皮(694g)を、標準モードで処理をした事例です。
生ゴミの重さと量の変化
左が処理前、右が標準モード完了後です。

生ごみの重さは694gから172gに、マイナス522g・約75%の減少で、若干湿り気が残る感じで終了していました。

容量MAXで水分の多いスイカの皮ばかりだったので、乾燥風が上手く抜けずに乾かすのがたいへんだったように感じました。
ワットメーターで見た電力使用量
スイカの皮694gを処理するのにかかった、標準モードの運転時間は約10時間で……ワットモニターの積算電力量は0.78kwhでした。
最新の電力換算値31円で計算すると、電力使用料は0.78×31=24.18円です。

パリパリキューライトを使ってみた感想
パリパリキューライトを使ってみての印象を、メリットとデメリットにまとめてみました。
5つのメリット
- とても軽くて場所をとらない大きさ
- 音が静か
- 臭いは気にならない
- ごみの仕分けが不要
- 洗うものはたったの2つ(ネットは使い廻しできる)
1.とても軽くて場所をとらない大きさ
重さ約2.1kgとパリパリキューの半分程度の重量で、設置面積もとてもコンパクトな生ごみ処理機です。
どーしても常に置いておく場所がない場合は、少し手間ですが、必要な時に取り出して使う事も可能です。
生ごみ処理機の置き場所で悩む場合は、一考の余地がある機種だと思います。
2.音が静か
炊飯器か電子レンジの運転音に似た様な音で、壁1つ離れると動いているのか?分からないほどです。
よほど音に敏感な方でない限り、大丈夫だと思える運転音だと感じます。(個人の感想です)

3.臭いは気にならない
運転時はフィルターを通して排出されるので、臭いはほとんど気になりません。(個人の感想です)

また、乾燥完了後に処理機を開けたときも臭いは少なく、抵抗なくゴミ処理ができました。
ずいぶん前に使っていた、撹拌式の生ごみ処理器は焦げ臭いにおいがしたのですが、パリパリキューライトは処理温度が低いため、焦げ臭いにおいは一切ありません。
4.ごみの仕分けが不要
大きな骨や貝殻など投入不可なものが少しありますが、口に入れれるモノはほとんど投入OKで……
お皿を拭いた紙や流しのゴミネットなども一緒に入れれるので、臭いの元をほとんど処理機に入れることができます。

なんといっても、生ゴミの仕分けが不要なのは、使っていて便利です。
5.洗うものはたったの2つ(ネットは使い廻しできる)
乾燥後のゴミは、ネットで簡単にバスケットから取り出せます。
少し張り付いた箇所があっても、ネットごと剥がせるので、ネットは使った方が便利です。
バスケットやバスケット受けには、生ごみから出た水分が付いて乾いていますが、水で簡単に洗い流せます。
ただ1点、細かい生ゴミはネットに絡み付いて取れにくいため、引きはがそうとするとネットに穴が開きそうになります。
ネットは再利用したいので、ゴミ捨てのときは気を使う必要があります。
2つのデメリット
メリットの多いパリパリキューライトですが、デメリットもあります。
- 連続投入ができない
- 標準モードは電気代が気になる
連続投入ができない
パリパリキューライトは、生ごみ処理を、モードを決めて一気に行います。
そのため生ごみが出る都度処理していきたいと思っても、パリパリキューライトは連続投入できないというデメリットがあります。
生ごみを処理するまで一時的に溜めておく必要があるので、生ごみを一時的でも溜めたくない場合にはパリパリキューライトは不向きです。
標準モードは電気代が気になる
標準モードは、運転時間が最長で10時間を超えるため、電気料金がかかってしまいます。
スイカのレビューでは、容量MAXで約24円を少し超える感じでした。
一方少量モードでは、1回12円程度で処理できました。
生ごみの重さも約74%軽減できており、臭いもほぼ無いので、普段使いは少量モード、水分多めの臭いが気になりそうな生ごみは標準モードと……
自分に合った方法で、少量モードと標準モードを上手く使い分けていくと……電気代を節約できて、お財布にも優しいエコな活用ができると思います。
パリパリキューライトの使い方に関する良くある質問

パリパリキュー PPC-11に関するよくある質問と回答をまとめました。
Q1.パリパリキューライトに入れてはいけないものは?
パリパリキューライトは乾燥式の生ごみ処理機です。
油等を含んだキッチンペーパーやティッシュ・布類、石油類やアルコールなどの発火・爆発の危険があるもの、火薬・薬品類、小麦粉などの粉体類・マッチ・ライターは、絶対に入れてはいけないものとなっています。
Q2.パリパリキューライトの電気代はいくらですか?
- 少量モード:約14円~約17円 (ひと月:約420円~約510円)
- パリパリモード:約25円~約30円(ひと月:約750円~約1,500円)
です。
Q3.パリパリキューライトの脱臭フィルターの交換時期は?
メーカー推奨のフィルター交換目安は、4~9ケ月です。
使用頻度や、処理するゴミの量で変化します。
Q4.パリパリキューライトが助成対象か調べる方法は?
「パリパリキューライト」の公式サイトで、2024年7月時点の助成対象の確認が可能です。
都道府県名と市町村名を入れるだけで、助成対象なのか?事前申請が必要か?助成枠はいくらまでなのか?が簡単に分かります。
まとめ
生ごみ処理機「パリパリキューライト」の使用感を確認してきました。
パリパリキューライトは、最大処理量の約700gが気になっていましたが……
入りきらない場合は、700gに収まるように、臭いの出そうにないゴミは処理しない様にすれば大丈夫で……
電気代を抑える為にも、生ごみ処理すべきゴミのみを処理する方が、エコでリーズナブルです。
サイズ・運転音が小さく、リーズナブルな価格であることがパリパリキューライトの特徴です。
公式サイトでは、通常価格30,360円(税込)が、20%OFFの24,200円です!
自治体の助成金を利用できると、1万数千円で手に入れることができます。
自治体の助成金は、予算のある上期が利用しやすいため、気になる場合は「パリパリキューライト」の公式サイトで助成額の確認もできるので、まずはチェックしてみては如何でしょうか……
当記事が、生ゴミ処理機検討のお役に立てば幸いです。