2022年8月10日に三菱電機の高級 ジャー炊飯器が、2021年型NJ-VWC10から2022年型NJ-VWD10にモデルチェンジしました。
2022年型NJ-VWD10は、2017年12月にアメトーーク!『家電芸人』で紹介された、本炭釜 KAMADO NJ-AW108の後継機の高級モデルになります。
そこで、2022年型NJ-VWD10の仕様は、2021年型NJ-VWC10からがどう変わったのか?纏めてみました。
三菱電機ジャー炊飯器の購入を検討されている方の、参考になれば幸いです。
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2022年モデル、NJ-VWD10とは

2022年モデルの『NJ-VWD10』は、三菱電機の2022年本炭釜炊飯器シリーズ9機種の内、上から2つめの高級機種で、2022年8月10日に発売されました。
2021年モデル『NJ-VWC10』は、2021年の最上級モデルだったので、2022年モデルになってランク的に1つ下がった様にも見えますが、2022年モデル『NJ-VWD10』は、決して2021年モデルからスペックダウンした訳では無いようです。
2022年モデル『NJ-VWD10』と 2021年モデル『NJ-VWC10』を見比べながら、違いを確認してみましょう。
2022年『NJ-VWD10』と 2021年『NJ-VWC10』のスペックの違い
2022年モデルになって何が変わったのか?スペック(5.5合炊き)を表で比較してみます。
(引用 三菱電機機種HP)
2022年モデル NJ-VWD10 |
2021年モデル NJ-VWC10 |
|
発売 | 2022年 8月10日 | 2021年 6月21日 |
市場価格 | 約64,000~77,000円 | 約41,500~77,000円 |
デザイン | ![]() |
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カラー | 黒曜(こくよう)/ 月白(げっぱく) |
黒曜(こくよう)/ 月白(げっぱく) |
炊飯容量 | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) | 5.5合炊き(0.09L~1.0L) |
最大消費電力 | 1380W | 1380W |
消費電力量 | 炊飯時:192.1Wh/回 保温時:17.1Wh/h |
炊飯時:192.1Wh/回 保温時:17.1Wh/h |
年間消費電力量 | 94.5kWh/年 | 94.5kWh/年 |
質量(約) | 本体:約5.1kg | 本体:約5.1kg |
ふた開き時の高さ(約) | 43.9cm | 43.9cm |
外形寸法(約) | 幅23.7cm×奥行29.2cm×高さ22.7cm | 幅23.7cm×奥行29.2cm×高さ22.7cm |
加熱方式 | ・連続沸騰 ・8重ヒーター(全面加熱) ・熱密封かまど構造 (上部空間+熱密封リング) |
・連続沸騰 ・8重ヒーター(全面加熱) ・熱密封かまど構造 (上部空間+熱密封リング) |
内釜 | 本炭釜/ 内面(フッ素)ハードコート100/ 鍋底中央部厚さ10㎜ |
本炭釜/ 内面(フッ素)ハードコート100/ 鍋底中央部厚さ10㎜ |
炊飯炊き分け炊飯モード | 【炊飯メニュー:14】 白米・無洗米・発芽米・ 長粒米・玄米・炊込み (白米/無洗米/発芽米/長粒米/玄米)・ 雑穀米(白米/無洗米/発芽米/玄米)・ おかゆ・中華粥(長粒米/白米/無洗米)・ おこわ・すし(白米/無洗米)・ 麦飯(白米/無洗米)・炒飯・エコ |
【炊飯メニュー:14】 白米・無洗米・発芽米・ 長粒米・玄米・炊込み (白米/無洗米/発芽米/長粒米/玄米)・ 雑穀米(白米/無洗米/発芽米/玄米)・ おかゆ・中華粥(長粒米/白米/無洗米)・ おこわ・すし(白米/無洗米)・ 麦飯(白米/無洗米)・炒飯・エコ |
付属品 | 自立式しゃもじ/ 計量カップ |
自立式しゃもじ/ 計量カップ |
では、比較内容を見てみましょう。
2022年『NJ-VWD10』と 2021年『NJ-VWC10』の、見た目の違い


形状のスペックに違いがない通り同じ形をしており、同じ色をしています。
但し、よく見ると、蓋の開閉ボタンの色が変わってモノトーンになっています。
また、2022年NJ-VWD10の液晶パネル下の『本炭釜』という文字の本体色とのコントラストが弱くなっており、全体的に落ち着いた印象となっています。
2022年『NJ-VWD10』と 2021年『NJ-VWC10』の、スペックの違い
質量・寸法・消費電力量共に、新旧で全く同じです。
スペック・見た目の変更規模から、2022年『NJ-VWD10』は、年式変更モデルだという事が分かります。
2022年『NJ-VWD10』と 2021年『NJ-VWC10』の機能面での比較
機能については何が変わったのでしょうか?
2022年『NJ-VWD10』で変わった機能
お手入れコースの搭載

2021年モデル『NJ-VWC10』には無かった「お手入れコース」が、2022年『NJ-VWD10』に搭載されています。
炊飯器のにおいが気になる場合に、『お米』ボタンを3秒長押しする事で、蒸気でにおいをとる事が可能になりました。
SIAA認定抗菌ふた開きボタン
ごはんをよそうたびに触るふたの開閉ボタンが、抗菌塗装処理が施されたボタンに変わりました。
食事の口に運ぶ機会に触るボタンなので、抗菌処理がされていると安心ですね。

ちなみにSIAAの意味は以下引用の通りです。
SIAAマークはISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
引用:三菱電機機種HPより
2021年『NJ-VWC10』からの継続機能
本炭釜
三菱電機炊飯器の上級モデルのお釜には、純度99.9%の「炭」で作られた、『本炭釜』が採用されています。(内釜のコーティングは3年保証です)

「炭」はIHヒーターとの相性が良く、炭ならではの遠赤効果で、お米の芯までしっかりと火が通るとの事。

お釜は、職人さんの手作りで、熱対流にも工夫を凝らした釜底形状が採用されています。

内釜を使ってお米を研ぐことが出来て、100万回の洗米まで試験確認されています。

お釜の強度的には・・・以下の様になっています。
従来の金属と異なる素材を使用しているため、強い衝撃が加わると破損する場合があります。耐衝撃性は、一般の陶器や土鍋と同程度です。素材の特徴ですので、大事にお取り扱いください。
引用:三菱電機機種HPより
通常の金属釜とは異なるので、取り扱いには少し注意が必要です。
大火力かまど構造
三菱電機特許の「連続沸騰」をはじめ、『本炭釜』を活かした加熱方式が採用されています。
八重全面加熱
最大消費電力が1,380Wの八重のヒーターは、内釜を包み込むヒーター+底面のトリプルリングIHで『本炭釜』からお米全体に熱を伝え、しっかりと粒感を立たせてくれます。

熱密封かまど構造
また、お釜の外にも熱を逃がさない構造をとって有り、高出力を余さず加熱に利用されています。

2022年モデル『NJ-VWD10』のまとめ
2022年モデル『NJ-VWD10』は、2021年モデル『NJ-VWC10』を継承した年式変更モデルです。
三菱電機独自の『本炭釜』と『大火力かまど構造』を活かした特許の『連続沸騰』で、圧力をかけないかまど炊きごはんを実現しています。
販売価格面では、2022年モデル『NJ-VWD10』の価格も落ち着いてきています。
まだ少量ながら、2021年『NJ-VWC10』の在庫もある様です。製造からの時間が気にならない場合は、機能対価格で納得出来れば、選択の余地もありではないでしょうか。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、炊飯器選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。