『家電芸人』はアメトーーク!!の人気面白企画の一つで、家電好きの芸人さんが、選りすぐりの逸品をおもしろトークでプレゼンする、家電選びに役立つテレビ番組です。
日立のスティック掃除機は、2019年12月放送の『家電芸人』で、かじがや卓哉さんから『パワーブーストサイクロン PV-BH900G』を・・・
2020年12月の放送では、水田信二さんから『ラクかるスティックPV-BL2H』が紹介されています。
この記事では、2023年8月上旬に発売された『パワーブーストサイクロン PV-BH900SL』について、2022年モデルの『PV-BH900SK』から何が変わったのか? 『家電芸人』後継モデルの違いと進化を比較してまとめています。
『日立 スティッククリーナー』の購入を検討されている方の、ご参考になれば幸いです。
•『パワーブーストサイクロンPV-BH900SL』 の商品特徴。
•『パワーブーストサイクロンPV-BH900SL』と 『PV-BH900SK』の違い
『パワーブーストサイクロン PV-BH900SL』とは?

『PV-BH900SL』は、2023年8月発売の日立コードレススティッククリーナー「パワーブーストサイクロン」の最新モデルです。
先代モデルは、2022年8月に発売された『PV-BH900SK』になります。
2022年は『PV-BH900K』というライトゴールド色の兄弟モデルがありましたが・・・
2023年『PV-BH900SL』は再生プラスチック40%使用のエコモデル『PV-BH900SK』の後継モデルに1本化されて、サテンブラック1色となりました。
新モデル『パワーブーストサイクロン PV-BH900SL』は、重さ1.6kgと前型の『PV-BH900SK』から100g軽量化されています。
では、2023年『パワーブーストサイクロンPV-BH900SL』と 前型『PV-BH900SK』の違いを詳しく見てみましょう4。
『パワーブーストサイクロン PV-BH900SL』と『PV-BH900SK』の商品スペック比較
まずは違いを分かりやすく、表で比較してみます。
スペック比較表
赤い太字の2か所が異なる箇所です。ほとんどの部分が同じなので、マイナーチェンジという事が分かります。
スティッククリーナー パワーブーストサイクロン PV-BH900SL 2023年8月発売 |
スティッククリーナー パワーブーストサイクロン PV-BH900SK 2022年8月発売 |
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タイプ | サイクロン式 | サイクロン式 |
市場価格 (2024年4月) |
約48,500円~ | 約47,500円~ |
本体寸法
長さ×幅× 高さ |
スティック時 225mm×230mm×1,024mm |
スティック時 225mm×230mm×1,024mm |
ハンディ時 378mm×90mm×206mm |
ハンディ時 378mm×90mm×206mm |
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充電台セット時 277mm×297mm×1,141mm |
充電台セット時 277mm×297mm×1,141mm |
|
標準質量 (本体質量) |
1.6kg (1.2kg)*1 ※標準質量は本体・延長パイプ・パワフル スマートヘッド・電池の合計質量です。 (本体質量)は電池を含みます。 |
1.7kg (1.3kg)*1 ※標準質量は本体・延長パイプ・パワフル スマートヘッド・電池の合計質量です。 (本体質量)は電池を含みます。 |
集じん容積 | 0.25L | 0.25L |
電池 (定格電圧) 型番 |
カセット式リチウムイオン電池 (25.2V) PVB-2525A |
カセット式リチウムイオン電池 (25.2V) PVB-2525A |
連続
使用時間 |
ターボ:約6分 | ターボ:約6分 |
強:約15分 | 強:約15分 | |
自動:約15~40分 | 自動:約15~40分 | |
標準:約40分(約60分※1) | 標準:約40分(約60分※1) | |
※1 パワフル スマートヘッド・ミニパワ ーヘッド非使用時 |
※1 パワフル スマートヘッド・ミニパワ ーヘッド非使用時 |
|
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
ヘッド | ![]() |
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ヘッド機能
|
自走機能 | 自走機能 |
クルッとヘッド | クルッとヘッド | |
ペタリンコ構造 | ペタリンコ構造 | |
からまん機構 | からまん機構 | |
回転ブラシ | 回転ブラシ | |
ワンタッチ着脱 | ワンタッチ着脱 | |
水洗い対応 | 水洗い対応 | |
モーター駆動方式 | モーター駆動方式 | |
からまんブラシ | からまんブラシ | |
使いやすさ
(ダスト ケース) |
ごみダッシュ | ごみダッシュ |
ごみ捨てレバー | ごみ捨てレバー | |
からまんプレス構造 | からまんプレス構造 | |
付属品
|
● ハンディブラシ | ● ハンディブラシ |
● 伸縮すき間用吸口 | ● 伸縮すき間用吸口 | |
● 布用ブラッシングヘッド | ● ミニパワーヘッド | |
● ほうきブラシ | ● ほうきブラシ | |
● スマートホース | ● スマートホース | |
● 延長パイプ | ● 延長パイプ | |
● スタンド式充電台 | ● スタンド式充電台 | |
● ACアダプター | ● ACアダプター | |
● お手入れブラシ | ● お手入れブラシ |
見た目の違いとサイズ・質量・色
スティック掃除機本体のサイズは全く同じで、見た目にもほぼ同じです。
質量の100gの差は本体にあるので、部材の肉厚や部品の小型化など、それこそ乾いたぞうきんを絞る様な、努力の賜物なのでしょう・・・

カラーは、どちらも『サテンブラック』ですが、2023年『PV-BH900SL』がほぼ真っ黒のモノトーンに対して、『PV-BH900SK』は本体下部(ダストカップの近く)がグレーっぽい2トーンになっています。
本体質量とパワー

本体質量は『PV-BH900SL』が『PV-BH900SK』より100g軽くなっているものの、空気を吸い込む力は、どちらも2021年モデルから約20%アップの約15,000Paで同じとなっています。
採用されているモーターも『パワフル3Dファンモーター』で同じなので、重量は軽くなっても、きゅ吸引パワーは維持されている事が分かります。

付属部品が『ミニパワーヘッド』から『布用ブラッシングヘッド』に変更

重量以外の、もう一つ変わった点に、付属部品があります。
『PV-BH900SK』のミニパワーヘッドから『PV-BH900SL』の布用ブラッシングヘッドに変更となっています。
ミニパワーヘッドが欲しい場合は、前モデルの『PV-BH900SK』をチョイスした方が良いという事になります。
2023年『PV-BH900SL』と2022年『PV-BH900SK』の共通機能
『パワーブーストサイクロン PV-BH900SL』と『PV-BH900K』は、年式変更のマイナーチェンジなので、共通の特徴機能をまとめておきます。
バッテリーと運転・充電時間
バッテリーは『PV-BH900SL』『PV-BH900SK』共に同じ型番の『PVB-2525A』を使っており、モーターを含む吸引システムや、吸引モードも同じなので、運転時間・充電時間に違いはありません。
運転時間
自動運転で15分~40分間使えるので、よほど広い家や大掃除以外の日常使いでは十分と思える時間運転となっています。
充電時間
2021年モデル『PV-BH900J』の充電時間は約3.5時間でしたが、2022年『PV-BH900SK』からは、充電方式の改良により、フル充電までの時間は約2時間に短縮されています。
『PV-BH900SL』『PV-BH900SK』は、万一電池切れでも、約2時間後には満充電で掃除を再開できるので、いざという時に助かりそうです。
ごみくっきりライト
緑色のLEDライトで、見えにくいごみも浮かび上がります。家具の隙間や薄暗いところもごみを取り残すことなく、キレイに掃除できます。

からまんブラシ
ブラシに髪の毛や糸くずがからまる・・・こうなるとブラシがうまく回転せず、からみついた糸くずをとるのも一苦労ですよね。
「からまんブラシ」はブラシの先端が輪っか状になっており、髪の毛などが、からまりにくい構造になっています。水洗い可能なので、清潔に使えますね。

からまんプレス構造
空気の流れを利用してダストケース下部に集めたごみをしっかりと圧縮します。髪の毛などがからまりにくく、お手入れがラクちんです。

まとめ
2023年モデルの『パワーブーストサイクロンPV-BH900SL』は、2022年モデルから更に軽量化を図ったパワフルなスティック掃除機です。
2022年『PV-BH900K』から再生プラスチックを40%使って環境にも配慮をしており、2022年『PV-BH900K』はグッドデザイン金賞、2023年はReddot デザイン賞を受賞しています。
価格面では『PV-BH900SK』はすでに在庫僅少ですが、まだ在庫のあるショップがあります。
掃除機の基本機能には大差がなく重量も100gの違いなので、ミニパワーヘッドが欲しい場合は『PV-BH900SK』の選択もありかもしれません。
両モデルとも、軽くてパワフルな吸引力に満足できること間違いなし!充電式スタンドなので、必要なときにさっと使用でき、お部屋はいつも清潔・キレイを保てます。
『家電芸人』オススメ機種は、特徴や性能で抜きんでている商品が多く、その後継モデルは有力な選択肢の1つと思います。
本記事が、スティッククリーナー選びのお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。